洗浄力を高める秘訣

おはようございます。

ジョンカビラさんのラジオに勇気付けられています。「みなさんに拍手!」「音楽の力で!」ラジオから流れる力強い音楽に塞ぎ込んだ心が解放されていくようでした。

家での作業をがんばろうと思います。こういう時だからこそ、家での作業をやっておこうと思います。子供がいると思うように捗らないかもしれませんが、「やるぞ!」と決めて「やれるところまで」やればいいですしね。

さて、今日は「イオン」の話をします。もちろんスーパーのイオンではありません。全ての物質は「原子」と呼ばれる小さな粒からできています。この小さな粒をさらに詳しく調べるとプラスの粒とマイナスの粒があります。プラスとマイナスはひかれあっているので、これでプラスマイナスゼロの状態で存在しています。

ところが、ある過酷な環境に置くとプラスの粒とマイナスの粒が分離します。分離されたそれぞれの粒のことをイオンといいます。プラスの粒をプラスイオン、マイナスの粒をマイナスイオンといいます。これらのイオンは新しいパートナーを探して回っています。そしてパートナーが見つかったらひかれあってまたプラスマイナスゼロに戻ります。

洗濯においては「水」を過酷な環境に置きます。どうするかというと電気を流して圧力をかけるのです。そうすると水は分離されイオンにされます。このイオンは新しいパートナーを探して回っています。ちょうどいいところに汚れというパートナーを見つけます。新しいパートナーにひかれあいプラスマイナスゼロに戻ります。ひかれあうときに、繊維内から水のイオンへと汚れが移動するのです。こうして汚れは繊維内から移動します。つまり汚れが落ちるのです。

そして、この過酷な環境を作るには新たに装置が必要で、家庭用の洗濯機には搭載できないのです。家庭用の洗濯機は「省スペース」が命ですから。コインランドリーで洗うということは、イオンの力を使って洗えるということです。だから洗浄力が違います。