現実的に両立を考える

こんにちは。

2月になりました。今年は節分が例年より1日早く2日で、3日に立春でした。今のところ暖冬傾向があり、春らしい陽気が一気に加速しています。すでに東京ではスギ花粉の飛散がわずかながら始まっています。

その一方で例のウイルス関連で、思うような生活ができなかったりします。「換気という名の外気」で、室内は例年より寒いのです。これで暖冬でなければさらに凍えてしまったことでしょう。

スギ花粉対策において、窓開けは厳禁とされています。しかし、例のウイルス対策においては窓開けによる換気は必須です。もし、両方の対策を行うとしたら現実的に何ができるのでしょうか?スギの飛散量をおさえておけば、現実的な方法ができるのではないかと考えています。山間部にあるスギは朝に開花します。そして、風にのせられて都市部へやってきます。そのピークが12時です。日中に気温が安定してくるので、一度3時頃に落ち着きます。気温の低下とともに第2のピークへ向かいます。夕方になると気温が下がってくるので、空気の対流が起こり上空の花粉が落ちてくるとともに、地面に落ちていた花粉が舞い上がります。日没前後に第2のピークを示します。夜になれば気温が安定してくるのと、花が閉じるのとで飛散が減ります。これを踏まえると花が閉じている深夜と早朝なら、かろうじて窓が開けられると考えられます。日中については空気清浄機を回して花粉やウイルスをとらえていくのが現実的です。

外出においては深夜と早朝なら花粉の影響は少ないのですが、深夜にうろつくと「自粛警察」が怖いので早朝に外出するのが得策でしょう。つまり、コインランドリーへ出かけるタイミングとしては早朝がベストです。そしてギリギリまでため込んでおいて行く回数を減らせば、なお良しです。もちろん花粉症ではない方は日中の好きな時間帯に行けば問題ありません。

コインランドリーの洗濯機では花粉を丸ごと洗い流し、乾燥機により花粉を高温で吹き飛ばしますから、花粉対策としては積極的に利用したいものです。家庭用の乾燥機は温度が低いので効果は下がってしまいます。外に干すよりは乾燥機を使うことで花粉を付着させないという効果はあります。すでに付いた花粉についてはコインランドリーの洗濯機と乾燥機を使うことで99.9%除去できることが分かっています。

「早朝」の時間を上手に活用し、花粉対策をしていくのが現実的な方法と考えています。