靴を洗う苦行

こんばんは。

ちょうど今は運動会シーズンのようです。みなさんのところはもう運動会が終わりましたか?それとも秋に開催でしょうか?

夏は運動をしたら熱中症になりますし、冬は寒すぎて運動どころではないということで、春または秋に運動会が行われています。以前の東京オリンピックが10月に行われていたことから、「スポーツ=秋」という印象があり、多くの学校では秋に運動会をすることが多いです。

その一方で、秋の行事が多すぎて授業が進まないという欠点があり、春に運動会をするところが増えてきました。受験対策に集中するためにできる行事は前倒しにしたいという意向もあるようです。クラスの団結力をいち早く養うために春のうちに運動会をやっておくところもあります。

運動会の後に恒例となるのが、靴洗いです。バケツに水を張って靴用のたわしを使ってゴシゴシこするという苦行です。「自分の靴くらい自分で洗いなさい!」と親から突き放されてしぶしぶ洗ったことが一度や二度あったのではないでしょうか?うっかり自分の素手をたわしでこすってしまうことだってあります。洗った後は乾かす作業です。みなさんはどうやって乾かしていましたか?外側のみならず内側もしっかり乾かしておかないと臭いが残ってしまいます。

現在はコインランドリーという強い味方がいます。「スニーカーランドリー」という機械を使います。見た目は小さい縦型の洗濯機ですが、ふたを開けると大きいブラシがドーンと目に入ります。このブラシを使ってゴシゴシします。洗剤は自動投入されますので、汚れを落とすのに最適な量が入ります。ドラムの回転によりしっかりと汚れを落としてくれます。注意をしなくてはならないことが、靴紐です。絡まないようにしっかりと結んでおくか、紐を外しておくことが必要です。結びが甘かった時は紐があっちへ行ったりこっちへ行ったりして後悔してしまいました。

自分で洗わないで待っているだけというのは優雅なものです。

乾燥機も靴専用です。内側から強力な熱風が当たるようになっています。ドライヤーとは比較になりません。何しろ腕が痛くならないですから。乾燥が終わるまでただ待っているだけです。ドライヤーの苦行と比べるとどんなに楽々なのでしょう。大人スニーカーは2足、子供スニーカーは4足同時に乾燥が可能です。家族全員の靴が丸ごときれいによみがえります。