肌にやさしい洗剤

こんばんは。

夏休みということで実家へ帰省をしてきました。

実家の母は働きものなので、1日2回朝と夜に洗濯をしてくれました。おかげでたくさん汗をかいても洋服のストックは潤沢にある状態を維持することができました。わたしは「子供の服と分けて洗うように」というお願いはしませんが、兄家族は厳しいので「子供の服と大人の服を必ず分けて洗うように」とお願いをしているそうです。以前、子供の服を大人の洗剤(アタ〇ク)で洗ったとき子供の皮膚に赤いボツボツが増えてしまったので、大人が使うような強力な洗剤は使わないようにしています。さすがに分けて洗うのは大変なので、子供用のやさしい洗剤で全員分まとめて洗うようにしています。

厚生労働省より「家庭用品における皮膚障害」というのがあります。2003年と古いのですが、洗剤に関する報告件数は38件(17.2%)あり、台所用洗剤が20件、洗濯用洗剤が2件あったそうです。障害の種類は乾燥性の手湿疹が16件、刺激性の皮膚炎が14件、湿潤性の手湿疹が10件でした。食器洗い洗剤を使い素手で洗った人が圧倒的に多いのですが、洗濯用洗剤でも皮膚炎が起こっているということがあります。この傾向は現在でもあります。洗剤残りによる皮膚障害のリスクを考えなくてはなりません。

洗剤は「界面活性剤」を使用しています。油と水の境界(界面)を活性化してなくすという意味です。これを利用して油汚れを繊維から引きはがして水の中に溶かしして流すことができます。皮膚の表面にはバリア機能を保つために、皮脂があります。洗剤があるとこの皮脂を引きはがしてしまうのです。そうするとバリア機能がなくなり、皮膚が荒れてしまいます。そのため、洗剤残りをしないようにすること、もし残ってしまったとしても皮膚障害のリスクを下げるということが必要となります。

洗剤残りの原因の一つに洗剤を規定量より入れすぎるということがあります。毎回メモリを見て計量していると思いますが、これはいつも量っているメモリということが多いです。今回の洗濯量に合わせて適切な量かというとそうではありません。メモリにおいてもぴったりかというとそうではありません。上から見たとき、下から見たときで見え方が違うからです。規定量通りに入れるというのは難しいことです。洗剤が自動投入されることでこの誤差が完全になくなります。毎回規定量で洗うことができます。

そして洗剤自身の皮膚障害のリスクを下げることが必要です。肌にやさしい洗剤を使用することが必要です。

コインランドリーでは皮膚にやさしい洗剤を使用し、自動投入されます。洗剤は天然成分であるヤシの実エキスを使用しています。アトピーの子供でも使えるようにということから開発された独自成分です。それが自動投入されるので、洗剤残りはほどんとありません。

コインランドリーを利用するだけで「自動的に」皮膚障害のリスクを下げることができます。