喘息の日

こんにちは。

9月第1日曜日は喘息の日だそうです。これは和歌山市の開業医・久保裕さんの提唱により「すこやか村・喘息館」が中心となって始められました。

実はアレルギーが原因で喘息症状が起こることがあります。アレルギーにより気管支が炎症を起こし、気道の粘膜が厚くなります。そうすることで空気の通り道が狭くなり苦しくなるのです。それを繰り返すと気道が元の状態に戻らなくなり、ずっと苦しい状態が続いてしまうのです。家庭内で発生するアレルゲンはダニです。ダニをしっかりと取り除くことが治療の一つとなるのです。それとともに薬による治療も進めていきます。

風通しの悪い室内は、湿度が高いままで維持されるためダニが増える原因となります。窓をしっかりを開けて換気をするようにしましょう。換気をした上で掃除機をかけるようにします。ホコリの中にダニは大量に住んでいます。エアコンフィルターを含めてしっかり掃除をします。

次にやることは布団や毛布のダニを取り除くことです。ダニは温度が20℃~30℃、湿度が60%~80%の高温多湿の環境でたくさん増えていきます。わたしたちが汗をかいて体温で温かくなっています。これらはダニにとって最高に心地がいい環境ですので、重点的に対策が必要なのです。

洗える布団の場合はしっかり洗っておくようにします。そうすることで繊維の奥にいるダニごと流すことができます。コインランドリーを利用すれば布団のような大きいものでもまるごと洗うことができます。

洗えない布団の場合は、しっかり干して乾燥させておくようにします。布団内の湿度を下げておくだけでも増え方を抑えることができます。その上で掃除機をかけます。最近の掃除機はヘッドに叩く機能がついていて、内側のホコリを外側に出したうえで吸い取ってくれます。時間をかけて掃除機をかけることでダニをある程度減らすことができます。そして、シーツやカバーは洗濯に出します。シーツやカバーのような大きいものはコインランドリーの大型洗濯機を使うと便利です。大きいものを洗う時でも一度に洗うことができるため、洗濯の回数を減らすことができます。

コインランドリーを上手に活用して、喘息の原因となる布団のダニを減らしていきましょう。