秋でも外に干せない事情

こんにちは。

週末になりました。先日軽く衣替えをしたのですが、その後一気に気温が戻ってしまいました。体が気を緩めたせいで、この気温がかなり堪えます。例のタオルケットはまだ洗濯に出していなかったので、ちょうどよかったです。この暑さが終わったらタオルケットを洗濯に出そうと思います。

この時期より「秋の花粉症」が始まります。春の花粉症と違い「国民行事」ではないのですが、よくわからないのに鼻水が垂れてくるときは秋の花粉症である可能性があります。秋の花粉症は基本的に雑草です。雑草は周辺にしか花粉を飛ばさないので、近くに寄らなければ大丈夫です。しかし、雑草はどこでもいますから、外を歩いているだけで簡単に花粉を浴びてしまいます。「ブタクサ」という黄色い花を咲かせる雑草が代表的です。こういった花の近くに住んでいる方は対策をしておかないと、知らないうちにくしゃみ鼻水に悩まされるということがあります。

外出して花粉を浴びた後はしっかりと洗濯で洗い流したいものです。外に干すと花粉が付く可能性があるため、室内で乾かす必要があります。秋の室内は気温が低くなっているため、乾きにくくなっています。湿った状態が長く続くと何が起こるでしょうか?そこから細菌やカビが増えるということです。それを回避するためにも、乾燥機の利用が必要です。

コインランドリーにはたくさん乾燥機があります。それだけ乾燥機を必要としている状況が増えてきているのです。コインランドリーの乾燥機は「ガス式」といってガスを燃やした熱を直接利用しています。家庭でガス式の乾燥機を導入しようとすると、ガスの配線の工事から始まります。そしてガスが届く場所へ設置することになります。専用の乾燥機を購入することになります。この初期コストを考えると一般家庭では現実的ではありません。もちろん賃貸住宅では無理な話です。だからコインランドリーを利用するのです。このガス式の乾燥機を使うと、乾燥機内の温度を高くすることができます。ドラムをよく見てみるとドラム側面に穴がたくさんあいています。このたくさんの穴から渦巻き状になるように熱風が出されます。だからこそ多くの洗濯物があっても風がしっかり届いて早く乾くことができるのです。一般的な乾燥機は奥一面のみに風穴があり、風が一方向に流れます。そのため風が当たる場所が限られてしまい、乾くのに時間がかかってしまうのです。

コインランドリーで乾かすと30分程度で終わります。乾かす時間が短いほど細菌やカビが増えるのを抑えます。むしろ乾燥機内が高温のため、これらの微生物は死滅します。室内で干すと細菌やカビが増えた状態で仕上がりますが、コインランドリーの乾燥機を利用すると死滅した状態で仕上がります。