運動会後のくつ洗い

こんにちは。

昨日の台風は大変でしたね。本日はまさに台風一過です。気温が上がり10月とは思えない暑さです。

そして運動会をやっている学校があります。暑いのは大変ですが、スッキリ晴れて運動会ができるのは気持ちがいいものです。運動会の後といえば、靴の洗濯ですね。毎度のことながらこの靴洗いの「儀式」が面倒に感じてしまうものです。

洗濯の前に必ずやっておくことは、表面に付いた砂や泥をブラシで取り除いておくことです。この作業をやっておかなずにそのまま水に浸けてしまうと、泥汚れが靴繊維の奥に入り込んでしまい取れなくなってしまいます。

靴は3つの場所に分けて考えます。表面、内側、靴底です。表面は泥汚れがメインです。内側は足から出る皮脂や油を吸っているため、タンパク汚れがメインです。また湿っているのが続いていることで細菌が増えている可能性があります。靴底は溝にたまったゴミです。靴底のゴミは洗濯前に爪楊枝などを使って取り除いておきます。水に浸けてもゴミは取り除くことができません。

表面の砂や泥をブラシで落として、靴底のゴミを爪楊枝で取り除いてから水を浸けて洗濯に入ります。表面の細かい汚れと内側のタンパク汚れ・細菌を落とすことがこの作業の目的です。タンパク汚れや細菌については洗剤を使います。洗剤は界面活性作用があるので、タンパク汚れを引きはがし、細菌の細胞膜を破壊します。洗剤に1時間ほど浸け置きをしてからたわしでゴシゴシするようにします。

コインランドリーでは「スニーカーランドリー」という靴専用の洗濯機があります。こちらを使うと1時間の浸け置き不要で時短洗濯をすることができます。洗濯機を開けると大きいブラシが見えます。これを使って外側をゴシゴシします。靴を機械にセットしてスタートを押すだけで楽々で洗濯をすることができます。脱水もしっかり行ってくれます。家で洗うと脱水作業が難しくポタポタ垂らしながら干すことになります。いつまでも靴が湿っている状態が続くことになりますので、せっかく洗ったにもかかわらず細菌が増えてしまいます。コインランドリーには靴乾燥機がありますので、こちらを使うと最短で乾燥させることができます。内側から熱風を送ることで乾燥させていくため、細菌は死滅します。細菌が除去されたきれいな状態で仕上げることができます。こちらもセットしてスタートを押すだけです。

洗濯前の作業さえやってしまえばあとは靴専用洗濯機にお任せです。頑張るのは運動会だけで十分です。洗うことまで頑張らなくてもいいのは便利なものです。