子供が吐いてしまった布団

おはようございます。

ここ数日は夏らしく天候に恵まれています。暑いというだけで体が疲れてしまうようです。特にまだ暑さに慣れていない子供は簡単に体調を崩してしまいます。

ちょうど昨日は子供の具合が悪く、咳で何度も食べ物を戻してしまいました。「タオルの上で吐いてね」といったそばから、布団の上に吐くということを繰り返していました。そのたびにシーツをはがして布団を干します。シーツを洗濯に回して、その間にもう一つの布団に寝かせるのですが、そこでも布団の上に吐いているといった親泣かせなことが起こっています。

吐いたものは細菌、ウイルスがいるため下処理をしておく必要があります。まずは流水で固形物を洗い流します。その上で酸素系漂白剤を上からかけておきます。たいていのものはこれでOKです。ノロウイルスの場合はもう一段階処理の精度を上げておく必要があります。手袋とマスクを着用して、固形物を洗い流します。その上で塩素系漂白剤で浸け置きしておきます。塩素系成分によりウイルスを死滅させることができます。色落ちや繊維の質により塩素系漂白剤が使えない時は酸素系漂白剤で浸け置きしておきます。使用した手袋とマスクはビニール袋に入れて口を閉じてゴミ箱へ入れます。

今は布団もとりあえず干すという緊急処置をしている段階です。子供の症状が治ったところで完全にクリアする予定です。

布団をコインランドリーで洗います。洗濯表示によりますが、布団はコインランドリーで洗えるのです。大きい洗濯機だからこそ布団のような大きいものが丸ごと入るのです。洗濯することで、食べこぼしたものを完全に取り除くことができます。嘔吐物に含まれる細菌やウイルスたちも洗い流します。布団についた大きいシミもこれできれいになります。

布団の偏りを防ぐために端を四分の一ずつ縦に折ったのち端から丸めていきます。布団用の洗濯ネットを使うとさらに効果的です。ここまで準備をしたら洗濯機に入れていつも通りスタートを押します。洗濯が終わった後は、乾燥機に入れてください。ここでも偏りを防ぐために、縦に折ったのち端からくるくるまるめてから入れます。乾燥機を使うことで布団内の細菌を全て死滅させることができます。また繊維の奥に熱風が入るので内側からふっくらと仕上がります。途中で取り出して乾いていない部分を外側にして折り直します。そしてまた乾燥機を回します。これを繰り貸すことで全体をまんべんなく乾燥させます。

これで布団が元通り以上によみがえらせることができます。