新生活の家電を買う前に

おはようございます。

3月2週目が始まりました。4月から新しい生活が始まるという方がいらっしゃるかと思います。引越しなどの準備に追われていることでしょう。

現在は様々な家電が発売されています。調理家電においてもポット、炊飯器、電子レンジだけではない「専用機」があります。フライヤーにトースター、ジューサーなどです。わたしは離乳食を作るためにカッターを買いました。みじん切りが数秒で作れるため、今でも手放せません。専用機は便利ですが、あれもこれも揃えると予算を軽く超えてしまいます。

洗濯機においては「節水」と「時短」がキーワードとなっています。より少ない水で、より少ない時間できれいに仕上げられるように各社開発をしてくれています。家庭用の場合「置き場」が限られていますから、その中でできる範囲となります。水は様々なものを溶かすことができます。「溶媒」としての作用です。ある一定の量を超えるとものを溶かすことができなくなります。これが「飽和水溶液」です。水に溶ける汚れは水の量が増えるほど多くの汚れを落とすことができます。水の量を減らすということは汚れを落とす作用を減らすことにつながります。そこを汚れは落ちても水だけは減らせるように研究をしているのです。水の中にが減らせれば、結果的に時短も達成します。水を入れたり抜いたりするのに時間がかかるからです。

コインランドリーにおいては「置き場」問題が外れるので、より大きいモーターを搭載して強い水流を作ることができます。強い水流は汚れを繊維から剥がす速度を上げます。それ以外にも水に電気をかけて「電解水」を作る装置も搭載できます。この「電解水」を使えば、洗剤が少なくてもイオンの力で汚れを剥がすことができます。洗剤の量が減れば、洗剤を溶かすための水のの量が減るため節水になります。

洗濯機の性能を考えると、家庭用をわざわざ買っておかなくてもこと足りてしまいます。