花粉のピークは心地のいい布団で過ごす

おはようございます。

東京では桜の開花が始まったようですが、スギ花粉は3月中旬がピークです。例年より飛散量は少ないため、症状が軽くすんでいる人が多いようです。そうはいってもゼロではなくつらい症状はあります。日差しは強くなってきているので、そろそろ外に出かけたいのですが、花粉のことを思うと「家にいよう」となります。

この時期はあと少しです。少しでも快適に過ごせるように工夫をしたいものです。

コインランドリーは花粉対策の宝庫です。乾燥機かけるだけでもいいですし、洗濯機回すだけでも対策になります。何しろ大きいですから、布団乾燥機としての利用ができます。

家庭用の布団乾燥機を使うと1時間程度かかります。それは一人分であって、家族分となると人数分の時間がかかります。布団乾燥機をつけている間に他の作業をしたとしても、1時間毎にセットをし直さなくてはなりません。もちろんやらないよりはやった方がいいですが、天日干しの後に感じるフカフカ感とは遠い仕上がりとなります。家庭用の布団乾燥機はホースから出る熱風を布団にかけてその空気で乾燥させるものです。もちろん布団は敷いたままですから、熱の対流が起こりにくくなり、時間をあれだけかけても思ったより乾燥していないように感じて「やらないよりはマシ」と納得して使うのです。そして、ダニが熱風で死んだとしても死骸は残っていますから、さらに掃除機で吸い取るという作業が発生します。生きているダニも死んでいるダニもアレルゲンとなるので、掃除機をかける作業は必須です。花粉はある程度熱をかけると「変性」をしてアレルゲンとしての機能を失います。そのためある程度は効果があり、「やらないよりはマシ」という状態になります。

コインランドリーの乾燥機はガスを燃やした熱を直接使うので高温です。そして乾燥機内のドラムが回転するので布団を持ち上げて落とすことを繰り返します。落とす衝撃で繊維内の花粉たちが外に出されます。布団を叩くとほこりのようなものが出てくるのが見えますが、それを乾燥機内で繰り返していると考えてください。もちろん人間の手で叩くより落下の衝撃の方が強いですから、大きな布団の繊維内からしっかりと花粉たちが外に出されているのです。さらに出されたものは乾燥機のフィルターから除去されます。そうすることで花粉はもちろんダニの死骸も除去されるのです。また落下の衝撃で繊維がほぐれて柔らかくなります。フカフカで柔らかくなり、求めていた布団が仕上がります。花粉対策では20から30分乾燥機にかければ十分です。