羽毛布団の洗濯を終えて

こんにちは。

すっかり東京の桜は散ってしまいました。一部ちょろちょろ残っている桜を何とか堪能していました。ここは日本人の意地です。

先日、羽毛布団の洗濯を終えたのですがとても清々しいです。作業が完了したという達成感もそうですが、布団自体の仕上がりがいいです。この冬酷使したわけですから、汗や体臭がべったりついていたのです。洗濯をすることでこうした汗や体臭がすっきり抜けました。そして、新品のように空気をたくさん含んで外側の生地が弾けるのではないかというほどです。

この感動がコインランドリーに行けば「自分で」できるのです。羽毛布団はかさばるのですが、重たいものではないのでサクサク持ち運びができます。コインランドリーに行くとテーブルがあります。このテーブルの上に羽毛布団を置いて丁寧に折ります。まずは、縦4分の1のところで中心に向かって折ります。鏡台のように折っていく感じです。その後、端からクルクル巻いていきます。この状態で洗濯機へ入れます。こうすることで羽毛の偏りを防ぐとともに、首元という汚い場所を一番外側にすることができます。コインランドリーで自動投入される洗剤は羽毛でも安心して使うことができます。羽毛にはもともと油分がついているのですが、洗剤によって必要以上にはがしてしまうと羽毛が劣化してふわふわしなくなってしまうのです。

そしてお金またはプリペイドカードを入れてスタートをします。

洗濯時間はいつもと同じで19分です。しばし待ちます。店内は無料Wi-Fiがあるので、スマホをいじっていてもパケットを消費せず過ごすことができます。

そして、乾燥の過程が大切です。空気を含んで大きく膨らむので、乾燥機は大きいものを選びます。乾燥し終わるのに60分~80分くらいかかるのですが、途中で取り出して折り直すのがポイントです。こうすることで空気をしっかり取り込むとともに、乾いていない場所を外側にして乾燥しやすくすることができます。コインランドリーの乾燥機は高温で強力な熱風が出ます。それにより布団にしっかり風を送って空気を入れ込むのです。高温にすることで細菌の繁殖を抑えるとともに、死滅まで至らせます。中途半端な温度にしてしまうと、細菌が好きな温度になってしまうので天文学的に増えてしまうのです。コインランドリーの乾燥機を使わないと清々しい仕上がりにはできないのです。

しまう場所も大切です。布団にとっては半年間過ごす場所なのです。ここの環境を整えておかないとまた細菌の餌食になってしまいます。湿度が大敵です。縦に3分の1で折ってから横に三つ折りをすると布団袋にちょうど入るそうです。布団袋は通気性をさらに上げるために少しファスナーを開けるとよいそうです。また、せっかくふわふわに仕上げたのでつぶさないようにすることが必要です。圧縮袋は羽毛をつぶしてしまうので、お勧めできません。

これで、安心して冬まで保管できます。まだ羽毛布団を洗っていない方は、ぜひ始めてみてください。