ダニが増えています

こんにちは。

週末があっという間に終わってしまいました。毎度のことながら「ごはん何?」「ごはんまだ?」にイライラしてしまいました。「わたしはごはんか!」と思ってしまうことがあります。家にある食材で、簡単にできて、栄養があって、おいしいメニューを考えることがいかに大変な作業か・・・?毎回悩んでしまうのです。みなさんの家庭はいかがですか?

平日になるとこうしたことから解放されるのでどこかほっとしてしまいます。平日は粛々と家の作業をこなしていくことができます。

そんな平日ということもあり今回は「ダニ」について掘り下げてみようと思います。

わたしたちが対応するダニは主に4種類あります。

ヒョウヒダニ・・・ほぼ1年中生息しています。カーペット、ベッド、枕、布団、ソファーに住んでいます。ほこり、人のフケ、アカ、その他有機物等を餌としていて、フケ・アカ・汗1gで約300匹のダニが生きることができます。生きているダニはもちろんですが、死骸やフンも含めてアレルゲンです。ヒトを刺すことはありません。

コナダニ・・・梅雨時期と秋に増えます。食品や畳に住んでいます。砂糖・ドライフルーツ・味噌・削り節・煮干・小麦粉・チーズ・チョコレートなどの食品を餌としています。ヒトを刺すことはないのですが、コナダニを餌とするツメダニはヒトを刺します。

ツメダニ・・・梅雨時期と秋に増えます。ヒョウヒダニ、コナダニを餌としています。畳やカーペットに住んでいます。吸血はしませんがヒトを刺します。刺された場所は遅延性アレルギー反応を引き起こし、痛痒い症状が1週間続きます。刺されやすい場所は大腿部、上腕部の内側、腹腰部などに集中し、ふとんや畳に接した側が被害を受けやすいです

イエダニ・・・5-9月に増えます。ネズミの表皮に住んでいて、ネズミの血液を餌として生きています。ネズミがいなくなるとヒトを含めた哺乳類の血液を吸いに行きます。

ここからわかることは梅雨時期はダニの最盛期ということです。ヒョウヒダニとコナダニの対策を行えば結果的にツメダニはいなくなります。イエダニについてはネズミ対策をするということです。

ダニ対策としては洗えるものは洗うということです。フケ・アカ・汗を取り除くことが必要です。洗えない場所については掃除をした上で殺虫剤を使用します。

布団や枕といったものは洗える素材が多いので、しっかり丸洗いしましょう。コインランドリーを利用すればこうした大きいものでも楽々洗うことができます。