乾かしたい

こんにちは。

7月に入ってからスッキリ晴れる日が一日もなく、よくて曇り、ひどい時は大雨の日が続いています。1週間ほどたちますが、そろそろスッキリしたいと思う方がいるのではないでしょうか?

毎日乾くとは限らないので乾いたものを間引いて、そこに新たな洗濯物を追加して干すということを連日続けることになります。乾きやすい素材、乾きにくい素材というのもあるのですが、形においても乾きやすい形、乾きにくい形というものがあります。綿素材は着心地はいいのですが、何しろ乾きにくいです。天然の繊維ということで、繊維自体の細さが一定ではありません。断面は扁平で天然の撚りがあり、中がそら豆状の穴があります。この構造が、乾きにくさを作っています。一方、ポリエステルのような化学繊維は繊維自体の細さを一定にすることができます。表面はなめらかで穴がないものが多いですが、吸水性を高めるために工夫してあるものもあります。表面がつるつるしているとその分引っかかる部分がないのですから乾きやすいくなります形においてもポケットがたくさんあるズボンは空気に触れる表面積が小さいため、致命的に乾きません。

乾かないときは思い切って乾燥機の力を借りましょう。ここまで晴天がないとどうにも乾かないのですから。

コインランドリーの乾燥機を使えば、脱水後の洗濯物なら30分程度で乾きます。乾燥機のドラムをよくよく見ると側面すべてに穴が開いています。一般的な乾燥機は奥側一面だけのことが多いようです。後ろから前に向かって風を送るためこのような構造になっています。コインランドリーの乾燥機の場合はドラム側面に開いた穴すべてから熱風が入ってくる構造です。ラジアル気流といって放射状に風を発生させます。こうすることで熱風に触れる表面積を最大限にすることができるため、早く乾くようになっています。

さらにコインランドリーの乾燥機では温度が違います。ガスを燃やした熱を直接使うため高温にすることができます。電気ストーブよりガスや石油を使ったストーブの方が暖かいのと同じ原理です。高温で大量の熱風をしっかり送ることができるからこそ早く乾かすことができるのです。

また、ドラムの回転により落下衝撃を繰り返します。こうすることで繊維自体が柔らかくなります。そこに熱風が入り込んでいきます。繊維の奥から暖かい空気をしっかり含むことができます。ふんわりカラッと乾くのはコインランドリーの乾燥機ならではです。

ジメジメした洗濯物のみならず、ジメジメした気持ちも一気に乾かしてくれるのがコインランドリーの乾燥機です。仕上がりのふかふかホカホカに気持ちもアゲアゲです。