毛布を使う前にすること

こんにちは。

9月に入り、急に気温が下がってきました。それとともに秋雨が始まってしまいました。

朝晩の気温差が激しく、体調を崩しやすい季節が始まりました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

夜寝る時寒くて毛布を引きずり出しませんでしたか?押し入れから取り出した寝具をそのまま使い始めることはNGです!押し入れやクローゼットは空気の流れがないため、湿気がたまりやすい場所です。夏場は高温多湿なので、その間に保管されていた秋冬用の毛布は押し入れの湿気を吸ってしまいます。毛布内の湿度が上がっている状態となっています。夏の高温状態で湿度が上がっていると何が起こるでしょうか?

正解は、ダニが増えます。

押し入れから取り出した毛布をそのまま使うとダニを大量に浴びることになります。知らないところでダニに刺されているとしたら?ひょっとしたら毛布の影響かもしれません。ダニによる虫刺されは、激しい炎症を伴ってかゆみがしつこいです。かゆいなと思ってかゆみ止めを塗っても、またぶり返してきます。それが1週間ほど続きます。適切なケアをしないと搔き壊して湿疹になったり、色素沈着を起こしたりすることがあります。ダニに刺された時は、ステロイドが配合された軟膏を塗るようにしてください。それを治るまで毎日塗ります。かゆいのはつらいので、予防できることなら予防できるに越したことはありません。

また、ダニを吸ってしまうとアレルギー性鼻炎だったり、アレルギー性の咳が出たりします。こちらに関しても、予防できることなら予防したいものです。

だからこそ、「使う前」に洗濯です。洗濯をすることで夏場で増えてしまったダニをきれいさっぱり洗い流すことができます。毛布の洗濯はコインランドリーの利用が便利で効果的です。毛布のような大きいものは大型洗濯機を使います。家庭用の洗濯機でも毛布を洗うことが可能ですが、大型洗濯機を利用した方が水の対流がしっかりとできるので、汚れを落とす効果が高いです。

そして、コインランドリーの乾燥機を使えば残されたダニを死滅させ、死骸ごと熱風で吹き飛ばすことができます。さらに、繊維の奥に熱風が入るため、ふわふわに仕上がります。

毛布は「使う前」に洗濯です。きれいでふわふな状態で寝たいものです。