カビが増える4条件

おはようございます。

雨の朝です。外を歩くと気温は低いので肌寒いですが、湿度があるので少しあるくだけで息苦しくなります。梅雨が近づいているのがわかります。

そろそろ気になるのが「カビ」です。カビは空気中に胞子の形で数個~数千個も浮遊しています。それが条件が整うと発芽して生き生きと増えていくようになります。その条件が4つあります。

1 酸素

2 温度

3 湿度(水分)

4 栄養分

わたしたち人間も酸素に水、快適な温度と栄養分が必要です。カビの場合温度は20℃~30℃が最も快適とされています。5℃~45℃の範囲でも増えることはできます。湿度ですが、カビは単純な構造のためわたしたち人間のように水を飲んで体内に保持して排泄するということができません。そのため空気中の水分を取り込んで生きています。カビの場合は湿度80%以上が快適とされています。しかしながら、湿度15%でも死ぬことはなく静かに生きています。

人間が生きている以上、酸素と快適な温度はどうしてもカビと同じになってしまいます。そうすると湿度と栄養分をどれだけ下げることができるか?ということにかかってきます。特にコントロールできるのが栄養分です。ホコリ1g中にカビは10万個~100万個存在しています。これをいかに取り除くかということです。だからこそ掃除は徹底して行う必要があります。わたしたちの食べかすはカビにとっての栄養です。しっかり掃除をしましょう。髪の毛は静電気を発生させてホコリをどんどん吸着していきます。抜け毛も掃除です。

洗濯物は汗と皮脂、フケや垢といったものがついています。一度でも袖を通したものは洗うようにしましょう。洗濯物の山は空気中よりも暖かく、快適な温度を維持することができます。汗を吸っている分、湿度が空気中よりも高いです。そのままにしておくとどんどんカビが増えていってしまいます。だからこそ、きれいに洗濯をする必要があるのです。また、洗濯槽自体もカビの温床です。カビのある洗濯槽で洗ってしまうと、洗濯物についてしまうため逆効果です。コインランドリーの洗濯機ではカビが付きにくい特殊なステンレスを採用しています。そして定期的に清掃が入り、いつでもきれいな状態で使用することができます。

コインランドリーの乾燥機はガスを燃やした熱を直接使うため、高温になります。乾燥機ドラム内は45℃を超えるため、カビは生きることができません。つまり、カビは死滅します。大きなドラムで繊維の奥の奥まで熱風を送り込みながら乾かしていきます。そのため、繊維の奥からカビはいない状態を作り上げることができます。カラッとふんわりした仕上がりになります。

コインランドリーを利用すれば、カビのない清潔な洗濯物を作ることができます。掃除と洗濯により室内のカビは減らすことができます。