価値観は違いを認め合う。夫婦は人生観が似ている方がいい。

私たちは、親や学校、上司やマスコミの価値観に相当影響されています。

しかし、それを自分ではなかなかわからないものです。

私も40歳を過ぎてから、氣づいたことがあります。

当時自分が改善したい『実際には自分のためにを相手のためにと言い換えて押し付けている』ことがありました。

自分でも変だな、嫌だなと思っていたのですが、

母と同居をしたときに、母が同じようなことを言っていたのです。

自分の嫌なところが母譲りだったとは、この時まで氣が付きませんでした。

そして、その原因がわかる同時に、そういう話し方をしなくなっている自分がいました。

自分の価値観がしっくりこない場合は、誰かの影響を受けていて、

本来の自分の価値観ではないということが多いのです。

 

自分が正しいと思っていることは、本当に正しいことなのでしょうか。

100人いれば100通りの正しさがあります。

人の数だけ正しさがあるのです。

その正しさも、小さい時の親の価値観や先生の価値観、

テレビやネットで流れてくる価値観など、外から入ってくる価値観に大きく作用されています。

 

価値観とは、何に価値があると認めるかに関する考え方です。

価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値)を判断するときの根底となるものの見方です。

ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある、

あるいは何には価値がない、という判断のことです。

例えば、思いやり、協調、自立、お金、若さ、健康、身体、繋がり、セックス、子供、読書、などなどです。

 

人生観とは、人間ひとりひとりが、

自分自身の人生や人間全般の人生について抱く諸観念のことです。

人生の見方。人生についての理解・態度ことです。何歳で結婚して、

子供は2人欲しい、こんな家に住んで、夫婦でどう過ごしたいのか、ということなどです。

 

世界観とは、世界を全体として意味づける見方・考え方のことです。

人生観より広い範囲を包含します。単なる知的な理解にとどまらず、

歴史や宇宙の捉え方、自分自身のあり方にもつながるものです。

 

よく、結婚相手は、「価値観が同じ人がいい」という話を聞きます。

しかし、価値観が同じ人なんて、いません。

仮に同じ価値観を持っていたとしても、その優先順位まで同じでないと、

結果は全く違うものになります。

AさんもBさんも、仕事大切、家族大事、という価値観を持っています。

Aさんの優先順位は、1仕事大切、2家族大事。

Bさんの優先順位は、1家族大事、2仕事大切。

この二人の人生は、まったく違うものになりますよね。

 

夫婦やパートナーの価値観は、違ってあたりまえ、お互いに認め合うものです。

そして、夫婦やパートナーの人生観が似ていると共に生計を立てやすのです。

世界観まで似ていたら、鳥肌モノだと思います。

まとめると、夫婦は人生観が似ていると生計を共にしやすい。

価値観は、違いをお互いに認め合うのです。

 

そして、子供に自分の価値観を押し付けてはいけません。

みなさんが、他人の価値観を認め、協力し合い、

幸せな関係性を築くことを願っています。

そして、みなさんが、自分自身の本当の価値観、人生観、世界観を改めて認識して、

自由に自立して、これからの人生を歩まれることを願っています。

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