心が傷つくと身体も痛みを感じる。感情は身体の使い方から

我々を動かす基ともなる感情(Emotion)はMotion(身体の使い方)からくるのです。

感情はなるものではなく、するものなのです。

今までの身体の使い方を変えることで、感じる感情が変わります。

文章をいくら読んでもわかりにくいので、実際に試してください。

 

それでは、触覚K(体の使い方)を体感してみてください。

身体の使い方で感情を感じてみることを実際に体験してください。

どういう姿勢、足の位置、体幹、手や首の位置をとると、

喜び、怒り、悲しみ、恐れ、楽しさ、などこれらの感情を

感じやすくなるのかを身体を実際に動かして体験してください。

膝を抱え縮こまった身体の使い方では、どんな感情を感じましたか。

肩幅で立ち胸を上げ視線を若干上げた時は、どんな感情を感じましたか。

 

感情と身体は切り離せるものではないのです。

デイヴィッド・J・リンデン著、岩坂彰訳

「触れることの科学 なぜ感じるのか どう感じるのか」河出文庫

<https://amzn.to/3lMeTW1>によると、

「最近恋人に別れを 告げられた人にその元恋人の

写真を見せると感情的な痛みの中枢ばかりでなく、

感覚識別的な痛みの中枢である2次体性感覚野も活性化し、

ここでもまた、日常的な比喩表現は神経学的なプロセスをしているのである。

心の痛みと身体の痛みの比喩は、単なる言葉のあや詩的表現ではない。

これは現実的な比喩であり、脳の感情的な痛み回路に埋め込まれている。

人に拒絶されると、本当に痛むのである」。

やはり、他人から、特にパートナーから否定されると大きく傷つくのです。心だけじゃなく身体も傷つくのです。

このテーマは、ブログコメントに対応していません。
ファイル名の末尾に「_xxx」等を付けて無効化すると、baserCMSの基本のコメントフォームを呼び出すことができます。
AOS