本音を伝えあっていますか?

ひょっとして、実はまだ出していないあなたの本音はありませんか。

本音を胸の奥に閉じ込めておくと、相手から認めてもらえないことになります。

認めてもらえないと、それはストレスになり、喧嘩の原因となります。

但し、実は浮氣してたことがある、こういうことは墓場まで持って行った方がいいかもしれません。

 

夫婦問題の大本は、

1.相手を認めない、だから思いやりを持てない、

2.男女の違いが判らない、ここに起因するものがほとんどです。

思いやりをもって日ごろからパートナーの話を聞くようにしていれば未然に防げることがほとんどです。

 

ここでよくあることは、男性は察せないのでそれに起因する行き違いが発生し、

離婚にまで至ることがあるということです。

女性は察する能力があるので、

男性からすると察しすぎで話の行間まで創作してくれるので逆にわからなくなるのですが、

相手を認めないというよりは、

認めてもらえないと感じることがほとんどです。

そして、それを一人で抱えて膨らませて爆発させるのです。

 

男性は認めたくないわけでは無いのですが察する能力がありません。

突然妻に爆発されても、なんだかわからないのです。

ではどうすればいいのでしょうか。

そうです、本音を伝え合えばいいのです。

そこでは本音を伝え合うだけにして、結論を出す必要はないのです。

無理に譲り合って夫婦二人の結論を求めないのです。

まずは、お互いの本音を認め合うのです。

そのうち自然と落ち着くところに落ち着きます。

それまでに新たな思いや感情が沸き上がったら、また本音を伝え合うのです。

本音を伝えるとき最初は恥ずかしいかもしれません。

しかし恥ずかしいこともお互いに共有できるからこそ夫婦の絆は育つのです。

 

本音を伝え合うときは、話をしている人が話し終えるまで、

パートナーは黙って聞き続けます。

途中で意見をしたくなっても、自分が話す時まで待ちます。

ただそれだけです。アメリカのインディアンの中には、

トーキングスティックというものを使い、議論を進める習慣を持っている部族がいます。

トーキングスティックを持っている人だけが発言できるのです。

その人の発言が終わったら、次の人にトーキングスティックを渡すのです。

夫婦問題が煮詰まっている時は毎日本音を伝え合うこともあるかもしれませんが、

定例会のように毎週日曜日の夜、

あるいはどちらかが伝えたいことが出来たら声を掛け合うと決めるといいかもしれません。

トーキングスティックとして、何かスティックを用意したり、

代わりにぬいぐるみや小物を用意するのもありです。

 

私も男として寛大な心でいて本音を言わないでいたところ、

だんだん妻の一方的なルールの押付けがストレスになり、

本音で言いたいことを言いスッキリしたこともあります。

 

女性は自分の男を試すのが本能です。時には感情的になり、

言いたいことを言われ、胸をドンドン叩かれたりひっかかれたりもします。

そういう時も反論せず、話を聞いて共感するのです。

そして、妻が落ち着いたら、そっと優しく後ろからハグして「愛してる」と言って首筋にキスでもするのです。

妻の話に共感し、ハグをして愛を伝え、それで終了です。議論はしません。

 

本音を伝え合える関係が夫婦関係を育みます。

本音をパートナーに伝えることが思いやりです。

また、本音を聞いて共感することも思いやりです。

相手に認められる、逆に認めることの一番は本音を語り合うことです。

本音を語り合い、認め合うことで親密さが増すのです。

本音は語り合うだけで結論は求めなくていいのです。

そして、本音とは恥ずかしいことと感じることでもあるのです。

恥ずかしいことを共有し合うことで夫婦の絆は育ちます。

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