夫が家事分担をしたくなる「お手玉4つのポイント」

家庭での生活には、家計の負担と家事の負担がついてきます。

みなさん様々な取り決めをされていると思います。

共働きの場合、生活費も家事も夫婦で負担し合っていることが多いと思います。

その家事を夫が手伝ってくれない、という相談をよく受けます。

家庭によるのでしょうが、妻が仕切って家事をする家庭が多いのではないでしょうか。

身の回りの事をマルチタスクで出来るのは女性です。

男性はシングルタスクなので、複数の家事を同時にすることは苦手です。

しかし、現代は、洗濯物は洗濯機に入れれば、後は干して畳む作業だけで済みます。

掃除機もルンバを使えば、かなり負担が軽減されます。

料理は女性がしていることが多いのかもしれません。

食器洗いや片付けやゴミ捨ては夫と役割分担を決めている家庭もあると思います。

 

そして、妻側から家事負担の不満が多いのですが、

みなさんの夫はそんなに怠け者なのでしょうか。

家事の役割分担のルールを決めて、それはやってくれているのだと思います。

それでも不満が出てくるのは、どうしてでしょうか。

それは、ルールで決めたこと以上の家事を負担するという思いやりを感じられないからであることがほとんどです。

夫側からすれば、決められたことをやっているのに、

なんで文句を言われなければならないんだ、ということでもあります。

しかし、妻からすれば、それをやっているなら、

察してこれも同時に出来るでしょ、と思うのです。

また、今日はちょっとしんどい、そういうときに助けてもらいたいと思うことがあるのです。

夫婦でお互いに決めたルール以外の思いやりを示すことが出来たら、

二人でより幸せを感じられると思いませんか。

私とあなたという対立ではなく、私たちでどう楽しく幸せに過ごすのか、

というところで考え、話をし、行動するのです。

そこで次の2つの男女の違いは覚えてください。

男女で癒され方が違う、男性は察することが出来ない、この2つです。

男女で癒され方が違うのです。

女性は、話を聞いて共感してもらうことで癒されます。

何か話した後に夫から意見を言われたくないのです。

妻が意見を求めている時はハッキリと意見を求めているというので、

それがない限り、妻の話を聞いて「そうなんだね」とか「大変だったね」、

「頑張ったね」と共感したり労ってあげるのです。

これで妻は癒されるのです。

これができると包容力のある男として認識されます。

男の包容力とは、女性の話を聞いて共感することで認められるのです。

 

男性は、ぼ―としたり、ゴロゴロしたりする沈黙に癒されるのです。

特に仕事から返ってきて30分くらいは、クーリングタイムで、

ぼーっとスマホやテレビを眺めたり、ゴロゴロして癒される時間をつくってあげると夫は回復するのです。

それから家事を頼んだり、自分の話を聞いて共感してもらうと夫も動きやすくなるのです。

 

二つ目は、男性は察することが出来ないということです。

察することが出来ないので、妻好みに育てて教育する必要があります。

男性である夫は、大きな子供ともいえます。

女性は、同時に複数のものごとも処理できる、身の回りのことは自然と氣が付いてマルチタスクで処理ができるのですが、男性は具体的に言われないとわかりません。

察することが難しいので、あなたが物足らなく感じたり、不快に感じたり、

えっ違うよね、と思ったとしても、

夫は男性のルールで真剣にあなたのことを大切にしようと考えたうえでの言動であることが多いのです。

たとえ、ゴロゴロしてたとしてもです。それは男のルールなのです。

夫なりに、あなたへ愛を示そうとして取ったその言動をあなたが氣に入らない場合にモヤモヤを感じたり愚痴が出てくるのです。

男性は察する能力ゼロですから。

そういう時は、「お手玉4つのステップ」で夫を教育し育てるのです。

夫に「こうして」「言ったでしょ」「○○さんちのパパは・・・」と命令したり責めたり比較すると

夫は段々あなたの言うことを聞かなくなります。

そして喧嘩になったり、会話があまりない関係に向かっていくのです。

 

「お手玉4つのステップ」は、

1.モヤモヤを感じること、愚痴を言いたくなることでも一旦受け取り感謝します。

仮にゴロゴロしていた場合でも、「今日もお疲れ様」とねぎらいの言葉をまずかけます。

これで男性は、あなたに認められたと思い親密さを感じられるのです。

子供が母親に褒められる感覚に似ています。

例えば、食器を洗ってもらった後にキッチンがびしょびしょであったとしても、

「わぁー嬉しい!洗いものしてくれてありがとう。

とても助かる」と少し大げさに喜んでチュっとキスでもするのです。

2.次にあなたが本当に求めているものや状態を具体的に伝えます。

男性は察する能力ゼロです。

具体的に細かく、子供に説明するように伝えます。

そしてその時の伝え方が重要です。

Iメッセージで伝えます。自分の思いを伝える伝え方です。

1.の例であれば、続けて「今度から洗いものが終わったら、キッチンをこのタオルで拭いて綺麗にしてくれると、とても嬉しい」と自分の希望を伝えます。

その他、帰ってきてゴロゴロしている夫に洗濯物をたたんで欲しいのであれば、

「今日もお疲れ様」の後に、「私は今子供の面倒を見ていて手が離せないんだ。

カーテンレールの洗濯ものを畳んでもらえると助かる」とお願いします。

3.男性に、期待していることを伝えます。

「ほんと、あなたが手伝ってくれて助かる。嬉しい」とか「手伝ってもらえると、あなたに愛されていると感じてとても幸せ。今日はありがとう」とか、

「洗いものしているあなたのカッコいい!」とか、「しっかりしている、○○君、大好き」と言う感じです。

4.あなたの希望をかなえてくれたら、めちゃくちゃ褒めます。

感謝の氣持ちを最大限に伝えます。

「洗濯物をたたんでくれてありがとう。とても助かる。畳んだ洗濯物をクローゼットにしまってくれると、もっと助かる」と

さらに具体的に思いを伝えるのです。

そして終わったら、「クローゼットにしまってくれて嬉しい。ありがとう」ハグ&キスとか、

「ありがとう。○○君。助かるよー」と言う感じです。

夫の作業内容にモヤモヤを感じてもまずは夫を受け入れ感謝や労いの言葉をかけ、夫に親密さを感じさせます。

次にあなたが求めている状態を具体的にIメッセージで伝えます。

夫に期待していることを伝えます。

そして、あなたの願いをかなえてくれたら、大げさに喜び感謝をします。

これを繰り返すことで、夫はあなたを更に喜ばせるようになるのです。

 夫を手のひらで転がすためには、頭から命令するのではなく、

上から目線で攻めるのではなく、他人と比較することなく、

一旦は夫の癖のある言動やプレゼントでも受け入れることで夫に親密さを感じさせ、

Iメッセージで自分の希望を具体的に伝え、期待していることも伝え、

叶えてくれた時には大げさに喜び感謝をするのです。

そして、また希望を具体的にIメッセージで伝えて教育し、

あなたの手のひらで転がし育てていくのです。

家事分担やそれ以外でも夫は「お手玉4つのポイント」で教育し育てて使うのです。

家事分担のルールプラス思いやり、

ルール―以外にも自分から思いやりの行動を起こすと夫婦関係がよくなります。

そして夫が思いやりを示してくれた時には、少し大げさなくらいに喜んで感謝をするのです。

お互いに思いやりを示し、譲り合い感謝するのです。

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