夫はなぜ家事の応用が利かないのか

男で家事がまったくできないという人は少ないと思います。

ある程度のことはできるのです。

その男が結婚して夫となり、なぜ家事の応用が利かなくなるのでしょうか。

これは、妻のルールに従っているからです。

妻に甘えているわけではありません。

新婚生活が始まる時に、家具の配置から小物の配置などは妻が決めることが多いのです。

最初一人で住んでいたところに妻が引っ越してくると、

モノの定位置が変わったり、使い方のルールが変わるのです。

自発的に決めたルールは守りやすいのですが、

他人に決められたルールは、なんとか慣れることはできますが、

自分のルールという感覚ではないのです。

ですから、自分で改善改革するものではなく、

妻に怒られないからこのルールでやっておこうということになります。

新婚当初に妻から「こうして欲しい」と決められたルールに乗っかっているだけなんです。

何か違うことをするとルールから外れると思うのです。

そこへその時の状況により、これもして欲しい、あれもして欲しい、

と違う基準でいろいろ言われると混乱するのです。

女性のようなマルチタスク能力を男は持っていません。

もちろん察する能力も持っていないのです。

具体的に言われたことはできるのですが、状況により判断が分かれると、

そこまでは理解して覚えて実行するのが困難となるのです。

一番わかりやすいのは、得たい結果を明確に決めて、

やり方は自由にできると男もやりやすいのです。

しかし、プロセスまで細かく言われると範囲が狭いものなら対応できるのですが、

広範囲となると難易度が上がるのです。

私の場合は、キッチンの洗い物も、洗うもの別にスポンジが分かれるとその選択に迷います。

自分一人の時と比べてスポンジが一つ増えただけなのですが、よくわからなくなるのです。

妻が決めたプロセスの意味がよくわからないのです。

そういう氣持ちなんだな、と言うのはわかるのですが、

日常生活で何かするときに男は感情別のインデックスで仕分けをしていないので、わからなくなるのです。

定番のプロセスであれば、具体的に決めればできます。

臨機応変にというのが男女で感覚が違うので難しいのです。

得たい結果が得られればプロセスは自由というのが本当はやりやすいのです。

とは言え男は女性がスキです。妻のことが大好きなんです。

大好きな妻を喜ばせることが本当はしたいのです。

しかし、怒られるのは嫌いなんです。

命令されるのも嫌いなんです。

更に責められたり、比較なんてされたら、ぐれちゃいます。

妻のみなさん、夫を「お手玉4つのステップ」でうまく乗せて使ってください。

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