男の癒され方を思い出してください。一人の時間で癒されるのです。

また男の特徴として無駄な作業で時間を無駄にしたり、

ギリギリの線を走る事で快感を感じるのです。

この男のストレス解消方法や時間のつぶし方や快感の得方としてパチンコは、

まさに当てはまりやすいものです。

実際にパチンコをする人は、２０１６年の総務省統計局による社会生活基本調査によれば男性が約８０％と大半を占めます。

男特有の癒され方や時間のつぶし方が発端になるとしても

繰り返し通うことでギャンブル依存症へと育っていく可能性があります。

それを無理やり止めたとしてもストレスを解消する場所を

確保しないとまた戻っていく可能性が高くなります。

 

家の中で夫が一人で過ごせる時間と空間を確保しましょう。

書斎が確保できればいいのですが、専属の部屋が用意できない場合は、

夫が帰宅してから３０分くらいはクーリングタイムとして、

一人でぼーっとスマホやゲームをしたりテレビを見る時間と空間をあげて下さい。

帰宅後すぐに食事をする場合は、夫のペースに合わせてあげて下さい。

家に夫が癒される空間や時間がないと夫は癒される場所を求めて外に出ていくようになります。

お酒が好きな人は居酒屋経由で帰るようになる事もあります。

帰宅後すぐにお風呂につかり、少し長風呂でもしてくれれば、

ちょうどいいクーリングタイムとなるかもしれません。

パチンコでお金を浪費しているのですが、お金を使いたいというよりは

、無意識に自分一人の時間が欲しいという場合が多いのです。

パチンコで稼ぐ、といっている人は、既にギャンブル依存症の疑いもあります。

パチンコに入れた金額以上の儲けを出し続けるのは困難です。

ほとんどの賭け事は胴元が儲かる仕組みになっています。

夫にとって、パチンコとは何でしょうか。ストレス発散として、

一定の金額以内で収めているのであれば、

ゲームと同じように趣味として考えることもできます。

ギャンブルとしてのめり込み、儲けようとしてお金をつぎ込み続けて、

結果一定の金額以上のお金を失っているのであれば、

それは趣味とは言えません。ギャンブル依存症の疑いもあります。

その場合は、病院や支援する施設に相談することも検討できるのではないでしょうか。

熱中して仕事が疎かになったり、言葉が乱暴になったり、

生活費からギャンブルに持ち出そうとしたり、借金をするようになったり、

自殺をほのめかしたり、ということがある場合は、一度受診した方がいいと思います。

まだ、夫婦で落ち着いて話ができるのであれば、先に書いた通り、

夫が一人で癒される時間と空間を家の中でつくってあげて下さい。ま

た、Ｙｏｕメッセージで責められたり、命令されたり、比較されると逆効果です。

「パチンコやめて！」は命令に聞こえます。

「無駄遣いしないでって言ったでしょ！」これも責められていると感じます。

「パチンコをするのはうちのパパだけ」これは比較です。

逆効果となるので「お手玉４つのステップ」でまずは一旦夫のことを受け入れてあげて下さい。

それからＩメッセージで思いを伝えていくのです。

「いつもお仕事ありがとう」「お疲れ様」

「今まで家であなた一人の時間をつくってあげられなくてごめんなさい」

「これから仕事から返ってきて３０分間は、スマホしたりゲームしたりテレビを見てゴロゴロしてＯＫだよ」

「帰ってきてから３０分は〇〇君の癒しタイムにするからゴロゴロしてね」

「いつもお仕事ありがとう。明日から返ってきてらすぐにお風呂タイムにするのはどうですか」などと話して、

まずは夫が家で癒す時間と空間をつくりましょう。

それからしばらくして、

パチンコではない夫の時間の過ごし方を提案していくのです。

その時も誰かと比較されるのは嫌なのです。「〇○さんちのパパ、ランニング始めたんですって」というのは比較です。

こう言われると逆にやる氣が出ません。

「この間テレビで健康特集をしていて、ランニングとかジムでトレーニングしている人って若々しくてカッコいい人が多くて素敵だわ」

といって隣で寄り添ってあげるのです。

 

 

ギャンブルは浪費です。

パチンコ以上に分配率が悪いギャンブルには、宝くじ、サッカーくじ、競馬や競輪、競艇やオートがあります。

あなたがもしそのようなギャンブルをしているのであれば、

夫のパチンコを責める前に、宝くじ等をやめた方がいいかもしれません。