平成最後の日

おはようございます。

平成最後の日となりました。「退位の日」という祝日です。平成最後と各所で取り上げられていましたが、本当に終わってしまうのですね。この30年少々で大きく時代が動きました。

東京の空は雨模様です。平成の間にあった災いはこうして洗い流してくれるのかもしれません。しかし、生きている限り洗濯物は必ずといっていいほどでます。この天気では洗濯ができたとしても乾かないでしょう。

乾く乾かないというのは、水分子の運動を考えていきます。液体でいる時は水分子があまり動いていない状態で、水分子同士が肩を寄せ合い潜んでいます。一方、気体になると水分子が一人でぴょんぴょん動き回っています。液体が気体に変わるにはエネルギーが必要です。そのエネルギーは温度のほかに風のような力があります。エネルギーを受けて水分子は液体から気体へと変わっていきます。

液体の状態では動きが悪く、繊維に絡まってしまいます。しかし気体になると水分子が独り立ちし繊維の隙間より小さい状態で動けるようになるのです。自由に動き回る気体はわざわざ繊維の中にいる必要はありません。外の世界へ飛び立っていくのです。たくさんの水分子が外の世界へ旅立つこと、繊維からすれば水分子がいなくなる状態です。それが「乾く」となるのです。

乾燥機は温度と風の力を人工的に作り上げます。コインランドリーにある「ガス乾燥機」はガスを燃やすことで直接的に温度を上げていきます。電気に変換してから温度を上げるより熱効率がよいため、強力にできるのです。そして風の力もガスを燃やしたエネルギーを変換して作り上げていきます。

こういう天気だからこそ「ガス乾燥機」の力を借りてみるのはいかがでしょうか?

平成の洗濯物は平成のうちに乾かすことができます。