風が強くて飛ばされる?

こんにちは。

日中はまだ凍える日があるものの、日の時間がぐんぐん長くなっているのを感じます。朝の6時でもすっかり明るくなってきました。暗いままだと何となく活動的な気分になれずそのまま布団にもぐることが多かったのですがね。

みなさん春一番ってご存知でしょうか?立春から春分までの間に吹く南寄りの強風のことを言います。この風が吹くと気温が一時的に上昇します。これを皮切りに強風の春がやってきます。風が強い日は洗濯物が乾きやすい反面、飛ばされたり汚れたりする可能性があります。

洗濯物が飛ばされる条件としては以下のようなものがあげられます。

 ・風速が高い:

一般的には7m/秒を超えると洗濯物が飛ばされやすくなります。この風速は原付バイクに乗っていると体感する風の強さと同じです。気象庁の呼称では「和風」と呼ばれており、砂埃が立ったり小さなゴミや落ち葉が宙に舞ったりするほどの風です。このため、洗濯物が飛ばされないようにするためには、風速を確認しておいて、風が強い時間帯を避けて洗濯物を干すようにします。

 ・洗濯物が軽い:

タオルやシャツなどは風にあおられて簡単に持ち上げられてしまいます。軽いものはすぐ乾くといえるのであえて外に干さないという選択肢があります。

 ・洗濯物が固定されていない:

ハンガーにかけるだけでは風によってずれたり落ちたりしてしまいます。強風に強いハンガーを使うことで予防することができます。グリップハンバーや肩にくぼみのあるハンガーなどは洗濯物の位置を固定することができます。そして、ハンガー自体をY字型洗濯バサミで挟んで、物干し竿にしっかりと固定するようにします。

日々の作業に忙しいみなさんにとって「風速を確認して、風が強い時間帯を避けて洗濯物を干すように」と言われたところで、いつやるんだ?と思うことでしょう。それなら室内干しにするのではないでしょうか?室内干しの利点としては風に飛ばされないことがあります。しかし、それ以上に「乾きにくい」という欠点があるのです。

時間をかけて乾かすことで細菌やカビが発生する時間を与えてしまうのです。その結果、せっかく洗濯した衣類に変な臭いがついてしまうことになります。それをごまかすために強い臭いのする柔軟剤を使うわけですが。それで細菌やカビが消えることはありません。

だからこそ、コインランドリーの乾燥機なのです。乾燥機は濡れた状態の衣類ならば30分~40分あれば乾きますし、生乾きのものであれば10分~20分で乾きます。忙しいみなさんにとっては短時間で終わることにこしたことはありません。作業の合間に乾かしに行って帰ってくるだけです。乾燥機を使うと細菌やカビは死滅します。というのも、ドラム内は高温になっているためこれらの微生物は生存できないからです。中途半端に乾いて微生物が発生したとしても大丈夫です。しっかりクリアにして完了できます。