洋服を乾かす3要素

おはようございます。

週末の連休を生かして衣替えを実行しました。天気が悪かったのですが、ここしかやる日がないので、思いきって実行することができました。おかげで気持ちまでスッキリしました。

その一方でこの気温と雨の影響で洗濯物が全くもって乾きません。こちらのストレスはコインランドリーの乾燥機を使えば一掃できることです。「同じことをして違う結果を求めるのは狂気の沙汰」というアインシュタインの名言があります。家で洗濯機を回して家の中に干して「乾かない~」とこぼすのはストレスをためるだけなのです。乾かしたいなら違う行動を取らなくてはなりません。

乾く条件はもうわかりますか?

気温、湿度、風ですね。高温、低湿度、適切な風(空気の動き)です。

これらを適切に組み合わせることで、水を蒸発させていきます。

まず何といっても温度です。水を水蒸気に変えるためには温度を上げる必要があります。その水蒸気を空気中に放出するのですが、すでに湿度が高くて空気中で受け入れられなくなると「うちじゃ無理だから帰ってくれないかな?」と元あった場所(洗濯物の中)に返却されます。温度が高くなると飽和水蒸気量が増えるので、空気中により多くの水蒸気を抱え込むことができるようになります。そして空気の動きです。空気を動かすことで偏った温度、偏った水蒸気を循環させることができます。洗濯物の近くにある水蒸気を遠くに飛ばすことでいつも新鮮な空気がやってきます。また風のエネルギーが直接当たるところでは、そのまま水分子を飛ばすことができます。

この3要素を組み合わせて乾かしていきます。一つでも変えることができたならば、それだけでも少しは前進できるということです。

そして、先人たちの知恵と技術の結晶が「乾燥機」であるということを忘れないで下さい。結局のところわたしたちが一つ一つ考えたところでこの「乾燥機」に勝てるわけがないのです。コインランドリーの乾燥機においては家庭でできない大きさと機能があります。大きいことで大量の洗濯物でも一度で乾かすことができます。また、大きい機械では空気の通り道が増えることからムラなく乾かすことができます。何といってもガスを使えるのが大きいです。ガスを燃やした熱を直接使うのでエネルギーロスが少なく、高温にすることができます。そこで一気に乾かすのです。