枕は臭い

おはようございます。

今日は枕カバーを洗っています。外した瞬間にわかるのですが、「くさ~い!!」のです。みなさんの枕カバーはいかがですか?「うちは大丈夫」と思っていると思わぬ落とし穴に引っかかってしまいます。

日頃のストレスや疲労によって枕の臭いが変わってきます。ストレスがかかって自律神経のバランスが崩れてしまうと、汗腺の機能が落ちてしまいます。いつもなら体に必要なミネラル分は再吸収されるのですが、その再吸収機能が落ちてしまいできなくなってしまいます。そうするとミネラル分を含んだ汗を出します。ミネラル分が汗に出て何が悪いの?と思うことでしょう。通常の汗はほぼ水分でサラサラしていますが、ミネラル分の多い汗はベタベタするのです。そしてその汗は皮脂と混ざりさらにベタベタします。ベタベタした汚れは乾かすだけでは落ちません。ベタベタしている場所にはホコリがたまりやすくなります。ホコリといえばダニです。ダニはホコリを食べて生きています。そのダニが増えるとどうでしょう?

また、皮脂やフケは細菌の好物ですね。これらを細菌が食べて増殖します。細菌の代謝物や死骸は悪臭を放ちます。他にも後頭部から出る加齢臭物質が枕に蓄積します。

枕カバーは「汚いもの」と思って定期的に洗うようにしましょう。最低でも週1回は洗うようにします。枕カバーは頭の肌着のような役割をしていますので、毎日洗っても問題ありません。また枕自体も洗える素材の時は洗ってしまいましょう。枕を洗ったことがない方が大半かと思います。カバーだけ洗っていればいいんじゃないの?という意見もあります。枕自体にも細菌、ダニが蓄積されています。洗える素材の時は定期的に洗っておきましょう。洗えない素材の時はしっかり干しておくようにします。

枕をまるごと洗う時はコインランドリーが便利です。枕は他の洗濯物と分けて単独で洗います。カバーや他の洗濯物と一緒に洗うと、大きさが違うものが混ざっているので洗濯の効率が悪くなります。枕は型くずれを起こしやすいので、ネットに入れておきます。そうしたらいつも通り洗います。乾燥機OKの素材の時は乾燥機に入れます。乾燥機を使うと乾燥機の熱風により細菌ダニは死滅します。熱風を取り込むことで内側からふっくらと仕上げることができます。

これで枕は清潔によみがえるのです。今年の汚れは今年のうちに洗ってしまいましょう。