全体漂白で黄ばみケア

こんばんは。

12月に入った途端に空気感がピリッと変わりましたね。みなさんがせわしなく動き回っているのがよくわかります。忙しくて頭が真っ白!?になっていませんか?

頭の真っ白は困りものですが、洗濯においては真っ白はありがたいものです。白いものをより白くするには「漂白剤」を使うと便利です。漂白剤は黄ばみやシミなど繊維についた色素を化学的に分解して、色素本体の色を消すものです。また、色柄物をよりくっきり鮮やかにするときにも漂白剤を使います。白物でも色柄物でも万能なのが、「酸素系漂白剤」です。酸素系漂白剤は酸素の力で化学的に色素を分解するものです。

毎日洋服を着ていると、洗濯をしたはずなのに何となく黄ばんできているような気がします。また、なんとなくこんな色だったっけ?と思うような仕上がりになっていることがあります。黄ばみは皮脂やタンパク質などの汚れが残っていることで引き起こされています。汚れが酸化をして黄色くなります。酸化した脂質というのは褐色でギトギトしているのはみなさんご存知かと思います。それをさらに放置しておくと繊維自体が黄色く変色します。衣装ケースから取り出した洋服を見てみると、こんなに黄ばんでいたっけ?と思うことが多々あるのですが、繊維自体が変色してしまったからなのです。

こうならないためにも毎日の洗濯によって黄ばみを抑えていくことが効果的です。これが「全体漂白」の目的です。漂白剤を使っていいかどうかは洗濯表示を確認しましょう。△のマークが漂白剤に関する表示です。×がついている時は漂白剤使用不可です。斜線がついている時は酸素系漂白剤のみ使用可能です。

コインランドリーの場合は専用の漂白剤を使用するようにします。洗濯機、洗剤に合わせて開発されているので、より効果が出るようになっています。やり方ですが、自動販売機で専用の漂白剤を購入します。それを洗濯機の漂白剤投入口に入れるだけです。あとはいつも通り操作をして洗濯をしていきます。

コインランドリーの洗濯機は繊維の奥の奥から汚れを落とすことが可能です。水分子を機械で細かくしたものを使用しているからです。その辺の水道水をそのまま使うのではなく、微粒子にしてから使います。コインランドリーを使用するだけで、奥からスッキリと洗うことが可能です。さらに全体漂白をすれば微粒子にのせて漂白剤が入るので奥から黄ばみを消すことができるのです。

忙しい毎日だからこそコインランドリーで黄ばみを抑えていくようにしてはいかがでしょうか?