新生活ラ・ラ・ランドリー
うんち汚れの細菌は?

こんにちは。
気付いたら12月も後半戦です。
そんな中、子供のうんちと日々たたかいながら思うわけです。うんちの汚れを落とすのは大変なのです。しかも、臭い。
うんちの成分をもう一度紐解いていくいくと80%が水分なのです。そして残りの内訳ですが、食べかすが6~7%、腸粘膜が6~7%、腸内細菌が6~7%です。食べかすとは食べても消化できないものですから、主に食物繊維です。消化しようとして出された胆汁の残りもあります。胆汁色素があの黄色をしているため、わたしたちのうんちには色がついているのです。腸粘膜はわたしたちの体から出てくるのでタンパク質です。そして腸内細菌は生き物ですから、タンパク質です。腸内細菌の一つである大腸菌も生きたまま出てきます。大腸菌自体は毒性はないのですが、大腸菌がいるような環境には毒性を持つ腸管出血性大腸菌(O-157)やサルモネラ菌といった細菌もわずかながら存在しているので注意が必要です。だからこそ、細菌汚染に注意をして処理をしてくことになります。また、新型コロナウイルスの一部は糞便排泄をするため、たかがうんちと思わず少し緊張感をもって処理をすることが必要です。
成分だけで見ると、食物繊維を代表とする固形物、胆汁色素、タンパク質というのがうんちであるといえます。固形物のポイントは水を使う前にできるだけ取り除くことです。先に水を使ってしまうと毛細管現象によりどんどん奥へ進んでいってしまうからです。水だけではなく汚れも一緒に進むのが厄介です。こすらずに取れるものは限りなく取っておきます。洗剤を使うと固形物はぬるっと落ちてくれるため固形物を落とす時に役立ちます。また洗剤はタンパク質を壊すことができます。胆汁色素は脂溶性ですので、ここでも洗剤の出番です。その中でも固形石鹼は洗浄力が高く、こすり洗いができることからうんち汚れのような複合的な汚れには適しています。汚れた部分を固形石鹼でこすって水で流しておくと予洗いは終了です。
その後は、他のものとまとめてコインランドリーで洗います。誰が使ったかわからない、コインランドリーで洗うと汚いのでは?と心配になる方もいるでしょう。往年のコインランドリーのように暗くて、管理が行き届いていないところがあると思います。しかしながら、現在のコインランドリーでは明るく清潔な店内なのはもちろんのこと、ドラム内の定期的な清掃を行っています。また、汚れが付きにくい特殊なステンレスを採用しているため、清潔に利用することができます。うんちのような細菌汚染があるものでも、コインランドリーの洗濯機で発生させる活性水を使ってしまえば細菌は容易に分解・除去されます。予洗いにより見える部分は物理的には落ちているのですが、見えない部分においては活性水の力で落とすことが可能です。安心してご利用になれます。