新生活ラ・ラ・ランドリー
クリスマスはケーキ汚れを落とすまで続く

おはようございます。
クリスマスの週末が終わりました。みなさんクリスマスは楽しめましたか?クリスマスのケーキを食べましたが、すごいですね。スポンジがふわふわ、クリームなのに後味がさっぱりとしていくらでも食べられてしまいます。ぎゅうぎゅうのスポンジと濃厚バタークリームのケーキを食べていたころとは雲泥の差です。いずれにしてもケーキは「嗜好品」であり、こうしたものが食べられるというのは幸せな時代に生きているのだと思います。
子供はケーキが大好きですが、まだ上手に食べられないと洋服にケーキをこぼしてしまうことがよくあります。これをどうやって落としていくか?ということなのですが、原材料にまでさかのぼってみると解決への道筋が開けてきます。
その原材料ですが、スポンジ部分として小麦粉、砂糖、卵です。クリーム部分としては生クリーム、砂糖ですね。トッピングとしてイチゴです。一言で生クリームといいますが、これは牛乳から乳脂肪分と精製して作ったものです。つまり、脂肪分です。ケーキをこぼしてしまい洋服についてしまった時はこのクリームの対応をどうするか?というのが大きな決め手となります。スポンジ部分はほぼ固体なので物理的に落としてしまえば何ら問題はないからです。クリームの正体が脂肪分と分かってしまえば解決は簡単です。イチゴも固体になっていれば何ら問題はないのですが、イチゴソースのようになってしまうとこれは落とすのが難しくなってしまいます。
まずは物理的に落とせるものは落としておきます。ポンポンはたくだけでスポンジ部分は落ちます。そしてティッシュで取れるだけのクリーム部分を取っておきます。それが終わってからは化学です。洗剤の力を使っていきます。中性洗剤をクリーム部分にかけてなじませます。こうすることで脂肪分に洗剤がくっついて、浮くようにはがれてくれるのです。浮いたところで水をかけるときれいに流れていきます。クリーム部分の処置はこれで終了です。ちょっとしたひと手間ですね。
イチゴソースの場合は色素「アントシアニン」をどうやって取り除くか?というのがポイントです。この色素は水溶性のため、しっかり水が入れば落ちていきます。繊維の奥にしっかり水が入れるようにするとなるとコインランドリーの洗濯機の出番です。こちらでは機械の力で水粒子を細かくしてその上イオン化した「活性水」を使用しています。これにより細かな隙間にもしっかり入り込めるようになります。わたしたちは特別な操作をするわけではないので、いつも通り洗濯機に入れてボタンを押したら、自動的にこの「活性水」が出てくるのです。今年も残りわずかとなりましたが、「クリスマスはケーキ汚れを落とすまで」終わらないのです。スッキリと正月を迎えるために、今のうちにどんどん汚れを落としていきましょう。