花粉対策はゾーニング

おはようございます。

2月も1週間がたち、花粉症の症状を訴える人が増えてきました。「まだそこまででもない」という人もいれば、「もうひどいです」という人もいます。

みなさんはいかがでしょうか?花粉症の方ではないとそれこそ他人事であり、「ギャーギャーうるさいな」ということなのかもしれません。飛散開始は来週の「バレンタインデー」というのが一般的です。症状が出ていない方にとっても、そこから治療を開始すれば3月のピークでもなんとか耐えられるものです。

みなさんはコインランドリーで花粉対策ができるのをご存知でしょうか?花粉というのは身に着けている衣類から吸い込んでしまうことが多いからです。外ではマスクをしています。花粉のように30μmと粒子が大きいものはみなさんが普段やっているマスクで十分引っかけることができます。鼻や耳横からの隙間がなければ直接花粉を吸いこむことはありません。

問題はそこからです。家に帰り、マスクを外します。そこで着ている洋服をそのまま家の中に持ち込んでしまうとそこから花粉が飛散してしまうので、家の中で花粉を直接吸い込んでしまうことになります。着ている洋服はしっかり洗い流すことが必要なのです。これが現実的かどうかはさておき、玄関で着ている洋服を脱いでそれをランドリー袋に入れる。ランドリーー袋は花粉が飛ばないように縛っておきます。それからリビング等の部屋に入るようにする。こうすればわたしたちが普段過ごす部屋には花粉が入ってこないことになります。こういう方法を「ゾーニング」といいます。きれいなものを置く場所と花粉がついているものを置く場所を完全に分けるという方法です。

コインランドリーに行くという動作があることで、このゾーニングが簡単にできます。持ち運び用のランドリー袋を「花粉ゾーン」においておけばここで全て完了します。脱いだものはランドリー袋に入れておきます。それをコインランドリーへ運び、洗濯と乾燥をします。同じ袋に入れて持ち帰るのが現実的ですが、そこはかつて花粉がついていた場所です。花粉のようなタンパク質はアルコールで変性しますので、店内のアルコールを借りてふき取ればよいのです。これできれいな袋ができました。そこに乾燥を終えた洗濯物を入れて持って帰ります。持って帰る時に袋の外側には花粉がついていますから、家に着いたら外側をアルコールでふき取ります。そしてきれいな洗濯物を取り出すのです。これで完成です。

コインランドリーでの洗濯は家庭用と違い、洗浄力が高いです。そのため、大量の花粉がついたとしても細かな水粒子で繊維の奥まで入り込みますし、出力の高いモーターを使用していますので水流で一気に洗い流します。その上、乾燥機をかけると花粉をつけずに乾燥をすることができます。完全に花粉がない状態で仕上げることができるのです。