おねしょシーツを洗濯

こんにちは。

日曜日です。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

夜中に子供が起きてしまい、何事か?と思ったら布団から温かく湿ったものを感じました。おねしょでした。おねしょとは寝ている間に意識せずにおしっこをしてしまうことを言います。子供によくみられる現象で成長とともに自然に治ることが多いです。大人でもストレスや疲労、医療的な問題で起こることがあります。子供は膀胱の大きさがまだ小さいため、たくさんのおしっこをため込むことができません。膀胱の成長とともに睡眠という長時間でもおしっこをためることができるようになる、というわけです。

そのおねしょですが、ポイントをおさえるときれいに仕上がります。おしっこの成分は水がほとんどなのですが、それ以外の成分として尿素、ナトリウムがあります。尿素そのものは無臭なのですが、それを細菌が分解してできるアンモニアは激しいにおいを発生します。尿素は水に溶ける性質があるため、「すぐに水」を使えばしっかり流すことができるのです。健康なヒトはタンパク質が尿に出ないのですが、病気になるとタンパク質が尿に出てきます。「尿にタンパクが出たよ~」と尿検査で指摘されると思うのですが、それは病気だよということなのです。話を戻しますが、おねしょシーツの洗濯は次のようにやっていきましょう!

1 すぐに対応する:できるだけ早くシーツを洗うことが大切です。乾いてしまうと汚れやにおいが落ちにくくなります。細菌が分解してアンモニアになる前に洗いましょう。

2 水洗い:まずは冷水でシーツをすすいで余分な汚れを取り除くようにしましょう。尿素は水溶性ですので、しっかりと流水を使って洗い流してしまいましょう。

3 酸素系漂白剤を使用する:すぐに対応してもどうしても気になるのがにおいです。そのため、酸素系漂白剤を使って臭い分子ごと分解してしまいましょう。

4 通常の洗濯をする:コインランドリーの洗濯機で通常通り洗います。通常の設定では「ぬるま湯」になっているので、特にいじらずにそのままスタートを押してOKです。ぬるま湯で洗うことで洗浄力を上げることができます。シーツのように大きいものはコインランドリーの大型洗濯機を使うと楽々洗うことができます。

5 乾燥:コインランドリーの乾燥機を使って乾燥させます。コインランドリーの乾燥機は「ガス式」ですので、ドラム内を高温に保つことができます。そのため、残された細菌やカビはここで全て死滅します。これらの微生物があるとにおいの原因となるからです。乾燥機を回すだけで、微生物を死滅させ、におい分子も分解させることが可能です。

みなさんもこれらのポイントをおさえて、スッキリきれいに洗いましょう!