新生活ラ・ラ・ランドリー
厚手のものは乾燥機で乾かす
こんにちは。
ここ最近洗濯物の量が多いなあと思っているのですが、一つ一つの洗濯物の「厚み」が違うということを思い知らされるわけです。アイテム数でいうと夏場より明らかに少ないのですが、嵩で考えると思っている以上に多いのです。夏場なら、肌着を夜1枚、起床時から移動中で1枚、勤務中で1枚、帰宅後で1枚交換することがあるのですが、冬場なら1日1枚で終了です。肌着の厚みでいうと、夏場はペラペラですが、冬場はずっしり厚みがあります。袖も長くなります。靴下でいうと、夏場はペラペラで短い丈のものを履きますが、冬場は厚手で長い丈のものを履きます。夏はTシャツですが、冬は厚手のトレーナーに変わります。
特に綿素材のトレーナーは本気で乾きません!!その理由は次の2点です。
1 水分の吸収力:綿は水分を非常に吸収する性質を持っています。そのため、洗濯後には大量の水分を含んでしまい、乾くのに時間がかかってしまいます。
2 通気性:綿繊維は密度が高く、通気性があまりよくないため、湿気が内部にこもりやすくなります。これが乾燥を遅らせる原因となります。
冬場は着心地がよく肌触りがよいため、厚手のトレーナーを着る機会が多くなります。綿素材は静電気を発生させにくいため、皮膚が過敏になっている方にとっては綿のトレーナーはありがたいアイテムなのです。肌にはいいのですが、いかんせん乾かないのです。1日干しただけでは思うように乾いていないことが多いです。
生乾き状態が続くと何が起こるか?このブログの読者ならもうわかっていることでしょう。気温が低い冬だとしても、室内は程よい温度になっています。そこにほどよく湿った綿素材のトレーナーがあります。綿繊維は密度が高く通気性がよくないのでしたね?繊維の中心部にしっかりと水分を蓄えていますよ。比較的低温でも活発に動けるカビがじわじわと繁殖していきます。目に見えるものではないですが、ひどい場合は「何だこの黒い汚れは?」と気づくことがあります。それは汚れではなくてカビです。
そういう時はコインランドリーの乾燥機で乾かせば一発OKです。コインランドリーの乾燥機は「ガス式」を採用しているので、ガスを燃やした熱を直接乾燥に利用しています。そのため、熱効率がよく、乾燥機内の温度を高温にすることができます。また大きなドラムで乾かすことができるので、暖かい空気をしっかり取り込むことができます。綿繊維の中心部にたまった水分にもしっかりと熱風が届き、内側からしっかりと乾燥させることができます。トレーナーが乾かないとイライラするよりはさっさと乾燥機を回しに行った方が気持ちがカラッとしますよ。