インフルエンザ対策

こんにちは。

インフルエンザが猛威を振るっています。身近なところで近所の何とかさんや、学校の友達が感染したよという話をよく耳にするようになりました。中には自ら感染した人だっていることでしょう。インフルエンザは主に以下のような経路で感染します。

1 飛沫感染:インフルエンザ患者が咳やくしゃみをすると、空気中に飛沫が飛びます。その飛沫を他の人が吸い込むことで感染します。

2 接触感染:インフルエンザウイルスが付着した表面や物に触れた後、自分の鼻や口に触れることで感染します。

3 直接感染:インフルエンザ患者と直接接触することで感染します。

飛沫感染ですが、本人がマスクを着用することで飛沫を飛散させないようにします。また、元気な人がマスクを着用することで飛沫を直接吸い込まないようにすることができます。勘違いしやすいところなのですが、インフルエンザウイルスは空気感染をしません。空気中に浮遊しているウイルスを直接吸い込んでも感染しないということです。一般的なマスクはウイルスを通過しますが、空気感染をしないのでそのまま通しておけばいいのです。

ウイルスは単独では生きていけません。空気中に浮遊しているウイルスは12時間生存します。条件によっては48時間生存することができます。衣類に付着したウイルスは8~12時間生存、ドアノブやテーブルなど平らな面に付着したウイルスは24~48時間生存します。空気中に浮遊しているウイルスですが、湿度が50%以上あると8時間生存、乾燥していると24時間以上生存します。

これだけ猛威を振るっていますので、わたしたちの衣類にはインフルエンザウイルスが付着していると考えてよいでしょう。そしてそれは8~12時間生存しているのです。それは当日洗濯で流してしまえばなくなるものです。そのため、毎日の洗濯というのが接触感染予防になるということなのです。

コインランドリーの洗濯機を利用する際に1点注意することがあります。開閉時に触るノブは不特定多数の人が触っています。そのため、洗濯機の開閉をする前、した後には手指消毒をするようにしてください。こうすることで取っ手にウイルスを付着させず、ウイルスが付着した手をきれいにすることができます。毎日の洗濯で衣類からの接触感染を防ぐことができるのです。