新生活ラ・ラ・ランドリー
バスタオルは毎日洗う?
こんにちは。
比較的男性に多いのですが、バスタオルは毎日洗わないという習慣があります。お風呂に入った後はきれいになっているので汚れていないというのが理由です。また、バスタオルは枚数が少ないので、毎日洗ってしまうと使うものがなくなってしまうという現実問題があります。厚手のバスタオルは乾きが悪いので、一度洗ってしまうとすぐにそれを使うことができません。それなら、洗わずに一度使って乾かしたものを毎日使えばいいという考えになるのだそうです。
きれいに体を洗ったとしても、わたしたちは汗をかきます。お風呂でホカホカに温まっているのならなおのこと、汗をかきます。汗の成分としては体を洗う前でも洗った後でも人間から出るものですから、水分、ナトリウム、カリウム、尿素、乳酸などです。体を洗う前にタオルでこすると皮膚表面についた細菌などがタオルに移動するのですが、体を清潔にした後ではその細菌の量は大幅に減らすことはできます。体を洗った後に拭くだけのバスタオルでも水分以外にわたしたちの汗の成分はついているのです。こするという行為により、わたしたちの皮膚表面から垢が剥がれ落ち、タオルに付着しています。
一見清潔に見えるバスタオルでも、汗の成分と垢が付着したところに水分を含んでいるものであるといえます。この組み合わせは細菌やカビといった微生物が増える条件に合致しています。一晩おくことで、その微生物たちは指数関数的に増えてしまっているのです。バスタオルは週1回洗えばいいと思っている男性諸君!そしてそれに対抗する手段を持っていないみなさん!そのバスタオルは微生物の温床であると認識してください。翌日そのバスタオルを使うことで増えた細菌やカビをわたしたちの皮膚に塗布しているということです。そして、また汗と垢を付着させ、微生物のエサが増えたところでまた増殖できてしまうのです。
つまり、バスタオルは毎日洗濯しなさいということです。バスタオルの枚数が少ないため毎日洗濯すると使えるものがないと心配になるのだとしたら、効率よく乾かせばいいだけの話です。コインランドリーを利用することで最強の乾燥機を誰でも使うことができるのです。コインランドリーの乾燥機はガス式を採用しています。ガスを燃やした熱を直接乾燥に使っています。そのため、乾燥機内の温度を上げることができます。この高温下において、細菌やカビは完全に死滅します。どんなに厚手のタオルであろうと30分~40分で完全に乾きます。当日中にバスタオルは乾燥してよみがえるということなのです。手持ちの枚数が少なくても大丈夫です。
コインランドリーを上手に活用しながら、バスタオルは毎日しっかり洗うようにしましょう。