新生活ラ・ラ・ランドリー
気持ちよさが違います

こんばんは。
2月も残りわずかとなりました。28日までしかないので、次の日曜日は3月です。
そんな本日ですが、毛布を洗いました。洗う前の毛布をよくよく見ると、よだれがついていました。やわらかな毛並みが一部カピカピに固まっているのです。これは洗わなくては!!と思うわけです。毛布は直接わたしたちの肌に触れる場所です。そこがカピカピしていると気持ちが悪いですよね。柔らかくてふわふわしていてほしいのが毛布です。
よだれの成分はほとんどが水です。そして電解質、粘液、酵素です。粘液の成分としてはムチンなどの糖たんぱく質です。酵素はたんぱく質から作られています。よだれは全て水溶性の成分でできているということです。つまり、水洗いをすれば落ちるのです。糖たんぱく質やたんぱく質があるということはすぐに洗わないと、そこを起点として多くの細菌やカビが繁殖するということになります。知らないうちに細菌が繁殖していて強いにおいを発生させることがあります。毛布が何となく臭う時は細菌がいると判断します。
毛布を洗う前にやっておくことがあります。洗濯表示の確認ですね。洗濯機で洗えるか?ということを確認していきます。毛布のような大きなものはコインランドリーの大型洗濯機が便利です。楽々入ります。毛布は折り畳んでから入れるようにします。素材によっては洗濯ネットを使うとよいです。あとは表示にそって洗濯機を回していきます。
洗濯が終わったら、乾燥機を使います。もちろん乾燥機が使えるかどうかも洗濯表示を事前に確認しておくようにしましょう。毛布のような大きなものは、大型の乾燥機を使うとよいです。大型の乾燥機は毛布がしっかりと広がることができるので、空気をしっかりと取り込むことができます。乾燥機を回すことでダニを死滅させることができます。そして、細菌やカビも死滅させることができます。さらに、この季節ならではですが、花粉タンパク質を不活化させることができます。
毛布のように静電気を発生させやすいものは「柔軟剤シート」を乾燥機に入れるとよいです。柔軟剤シートとは柔軟剤の成分を不織布にしみこませたシート状柔軟剤のことを言います。この柔軟剤シートは乾燥機に入れて使います。柔軟剤は繊維の表面に層を作ります。この層は電気を逃がす効果があります。また、滑りがよくなって摩擦が少なくなるので、静電気の発生自体を減らすことができます。柔軟剤シートは使い捨てになります。毛布をよりふわふわにさせたい時はこの柔軟剤シートを乾燥機に入れて回すのがおすすめです。
これにより静電気を抑え、ふわふわで清潔な状態で仕上がります。毛布はこうでなくちゃ!!とみなさんが思っている通りの仕上がりになります。