シュメールの流れが今を紡ぐ

世界的に有名な聖書も、シュメールの粘土板との共通な内容が多いのです。

その聖書の民と言われるユダヤ人も、大きく分けると3系統に分かれます。

アーサー・ケストラー著宇野正美訳『ユダヤ人とはだれか』三交社によると、

主に2系統あると書かれています。

旧南ユダ王国の流れをくむ人たちは、

地中海地方から、オランダやイギリスへ、そしてアメリカへと拠点を移していきました。

中東に残った人たちもいます。

中世にスペインやポルトガルに居住していたのでスファラディ(セファラディ)とも呼ばれます。

もう一方は、アシュケナージと呼ばれ、

現在のウクライナやロシア南部にあったトルコ系の人々の国であるカザール(ハザール)国が

8世紀にユダヤ教を国教としたことでユダヤ教徒となった人々です。

12世紀から13世紀にかけてカザール国が崩壊したのち、

現在のロシアやポーランドに移動しています。

その後東ヨーロッパから広がり、現在はアメリカへも多く移り住んでいます。

この彼らが現在のユダヤ人の中で9割くらいであると言われています。

 

そして、失われた10支族と言われる、

旧北イスラエル王国の流れの人々はどこに消えたのでしょうか。

旧北イスラエルの場所は、パレスチナであり、サマリヤ地方でもあります。

サマリヤの意味は、小さなシュメールという意味だとゼカリア・シッチンは書いています。

彼らの文化は、マックス・ヴェーバー著内田芳明訳『古代ユダヤ教(上・中・下)』岩波文庫によると、

様々な神を拝み、日本の風習とよく似ているのです。

彼らはペルシャや中央アジアを経由し、中国から日本へとやってきたのです。

シュメールからサマリヤ(旧北イスラエル)、

そして日が高く上がる東の果ての日本にやってきたのです。

千葉県山武郡にある芝山古墳群から出土した人物埴輪にはユダヤ人としか思えない埴輪があります。

田中英道著『発見!ユダヤ人埴輪の謎を解く』勉誠出版に詳しく写真付きで書いてあります。

旧南ユダ王国系のユダヤ人、カザール人系のユダヤ人、

そして旧北イスラエル系の日本人の3系統です。

このシュメールの流れをくむ人々が、今を紡ぎだしているのです。

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