ダブルバインドで支配されそうになったら、自信をもって自立するタイミング

会社の上司や先輩、夫婦関係や恋人関係で支配されていることはありませんか。

もし、あなたが支配されていたのであれば、

それに氣づいた時が、支配から抜け出し自立するチャンスです。

 

ダブルバインドとは、

複数の矛盾した言動を相手に伝えることによって、

混乱させ相手を拘束することです。

たとえば、「自主的に動け」と言われたので自分なりに対処すると

「勝手なことをするな」と言われる。

あるいは、「言い訳するな」と言われ黙っていたら、

「何黙ってんだ」と怒られる。こういうことです。

このように矛盾したことを言われたり、言うことと表情が違ったりして、

そのどちらに従っても怒られるという状況が作り出されることをダブルバインドといいます。

 

LINEで、「今日、駅員さんが素敵だった」とメッセージが来た時に、

「何があったの?」と返答すると「文字にすると微妙」

「目がかゆい」と自分が言いたいことを書いて質問に答えないこともよくあります。

これは、出来れば相手をしたくない相手です。

そして、好意も段々と無くなっていくのです。

 

言う側はその多くが無意識のうちにダブルバインドをしていることもあります。

言動の不一致であるダブルバインドは、

相手に興味を抱かせ、その心を支配しやすくするのです。

ギャップがある人はモテるということです。

また、ダブルバインドを行う人は他者を裏切ることが多いです。

しかし、それを行う人自身は他者の心を支配するので裏切られることが少ないのです。

氣分屋さんに多い現象です。

 

ダブルバインド的な言動をされた人は強い支配状況におかれます。

モラハラ、パワハラともなり得るのです。

2人の関係が対等であれば、言動の不一致を指摘できるため大きな問題にはなりません。

しかし、夫婦間で本音の話をし合えない場合や会社のなどの上下関係がある場合は、

上位にある者がダブルバインド的に振る舞うと、

下位の者は対処のしようがなくなってしまいます。

このため、ダブルバインドは夫婦間のモラハラや会社でのパワハラにつながりやすいのです。

 

ダブルバインドに対しては、なるべくその言動を受け流す、

無視することがベストです。

それが難しい場合は離別、離婚や転職もありです。

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