洗濯物の臭いとのたたかい

こんにちは。

いよいよ7月も終わろうとしています。

先日やってしまったことがあります。汗をかいた着替えを洗濯に出さずに放置しましたところ、本気の臭いがしてしまいました。この臭いをかいでしまった時は、「臭い~~!!」と、落ち込んでしまいました。

夏の洗濯物は油断をするとすぐに臭いが増殖してしまうということを思い知らされました。

汗自体は無臭なので、汗をかいたからといって臭いがすぐ着くわけではありません。汗がついた衣類は、皮脂やほこりを餌にして細菌が増えることで臭いの元になる物質を作り出します。この細菌は温度や湿度が高くなると天文学的に増えていきます。うっかり洗濯に出さずに放置してしまうとこの細菌が増えてしまい、臭いが洗濯物にしみついてしまいます。

こうした洗濯物の臭いを取るには、増えてしまった細菌をしっかり洗い流すことです。そして、臭いの元となる皮脂やほこりを洗濯でしっかり洗い流すことです。洗浄力を上げるためには洗う「温度」が大切です。冷たい水で洗うと洗浄力が落ちてしまいます。繊維を傷めずに洗浄力を上げる温度は「ぬるま湯」です。この温度に設定をしてから洗うようにします。家庭の洗濯機を使うとこの温度にするためにはあらかじめお湯を沸かして入れておく必要があります。コインランドリーで洗うと「自動」でぬるま湯に設定されます。いつでも一定の温度で洗うことができるのがコインランドリーのいいところです。

漂白剤を使うのも効果的です。専用の漂白剤がコインランドリーの自動販売機で売っています。100円です。これを使うと繊維の奥の奥にいる細菌に効果的です。色柄物にも使えるため、安心です。

ここまでできれいになっているのですが、乾かす段階で再び臭いがついてしまうことがあります。すぐ乾燥させないと、湿った洗濯物から再び細菌が増えていってしまいます。コインランドリーの乾燥機を使うと30分程度ですぐ乾いてしまいます。いかに早く乾燥させるか?というのが、細菌を増やさないポイントとなります。コインランドリーの乾燥機内は細菌にとって過酷な環境です。そのため、生き残った細菌はここで最終的に死滅させることができます。そして強力な熱風で飛ばします。これにより、洗濯物はきれいに仕上がります。

臭いの元から取り除かれたきれいな洋服でスッキリ過ごしたいものです。