シェアの力

おはようございます。

今日は恐竜の日だそうです。そして徳川家康が75歳で亡くなられた日とされています。ごく普通の日常を過ごしていると何でもない日なのですが、よくよく調べてみるといろんなことが起こっています。何でもない日常は事件がなく平穏でいてほしいという願いのおかげです。

21世紀は「シェア」というのがキーワードとなっているように思います。カーシェアリングは自分で車を買わずに、シェアステーションにある車をお借りして乗ることです。シェアハウスというのは大きな家を共同で住むことです。月会費を払うと洋服を好きなだけ借りることができるサービスが出てきました。自分で持つよりもみんなで使う方が「所有コスト」が減ります。その分よりよいスペックのものを使うことができます。

この流れに乗って21世紀の洗濯機が出てきました。今までもコインランドリーはあったのですが、21世紀の洗濯として新しい概念を打ち出したのです。みんなでハイスペックな洗濯機を「シェア」するのです。自分で持つよりみんなで使う方が「所有コスト」が減り、その分よりよい機能の洗濯機を使うことができるのです。9kgの洗濯機はかろうじて家におけるかもしれませんが、18kg、27kgのものはさすがに置けません。洗濯物の量が増えると洋服同士の摩擦が増えます。この摩擦の力が増えるほど汚れは落ちていくのです。手洗いの時は自分の力で「ゴシゴシ」して摩擦の力を生み出しています。洗濯機を使う時は洋服同士の摩擦力、水流の力を使って汚れを落としていきます。大容量になればなるほど効率的になるのです。

「洗濯シェア」というのが21世紀型の洗濯と言えます。シェアの力で高機能洗濯機を使うことができるようになったのです。