室内干しで乾燥対策ができるか?

おはようございます。

今日も寒いです。東京は1日雨の予報ですね。

いつも思っているのですが、「できることを確実にやる」と言うことです。雨の日なら雨の日なりの「できること」があるので、それを確実にやっていくのです。その方ができたことに焦点が当たるので、何とも言えない「終わっていない罪悪感」からは解放されます。

室内は乾燥しているので、家で洗濯をして部屋干しをすることで加湿対策をする方がいることと思います。部屋干しで加湿効果はあります。しかし、加湿効果は一定ではないため注意が必要です。まずは洗濯が終わったばかりの洗濯物を大量に干した後は湿度80%程度に上がりやすくなります。また、干す場所よっても注意が必要です。部屋の真ん中に干すと空気が循環しやすくなります。しかし、カーテンレールに干すと部屋の端であることから空気が循環しにくいです。さらに結露という難敵がやってきますので、湿度が上がってしまいます。この状態ですと、カビの発生につながります。適切な加湿効果を得るためには洗濯物の間隔をあけて、大量に干しすぎない。部屋の真ん中に干して空気を通りよくするため扇風機やサーキュレーターを回すということです。これにより適切な湿度50%~60%を保つことができるそうです。乾いた洗濯物は加湿効果がなくなりますから、次の洗濯物を用意します。それを繰り返します。

これを実際にやろうとするととんでもないことになります。加湿のためなのか?洗濯のためなのか?もはやわからなくなってしまいます。家族全員分まとめて洗って干してしまうと湿度80%に上がりカビの原因となることから、一部のみ洗濯をして干す。乾くころを見計らってまた洗濯機を回して干すということを繰り返すのです。これができないと湿度が上がりすぎてカビを発生させるか、湿度が下がりすぎてわたしたち人間の粘膜を乾燥させるかということが起こります。

洗濯物のことを考えるとカビを発生させずに一気に乾かすというのが鉄則です。また、わたしたち人間の作業においても一気にまとめて洗濯作業を終わらせるというのが一番いいのです。それを踏まえると室内干しで加湿もさせるという方法は現実的ではありません。コインランドリーの乾燥機を使えば最も早く乾燥させることができますし、大量の洗濯物でもまとめて乾燥させることができます。洗濯物のことを考えるとこの方法が最適といえます。