洗剤の話

こんばんは。

9月がまもなく終わってしまいます。

まさに秋の長雨と台風で曇天が続いていました。それも終わり、外は秋晴れが見られるようになりました。

夜が深まった時は、少し難しい文章を読んでみましょう。今日は洗剤の話です。

多くの洗剤は、「直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム「las」を洗浄成分として使っています。安くて大量に製造できるという利点があります。この洗浄成分は汚れ落ちが石鹸と比べて同等かそれ以上と言われています。石鹸のようなカスが残りにくいため、洗濯機をつまらせることはありません。

しかしながら、この力は排水として川に流れた時も続いています。川に流れたとしても生分解性といって、川の微生物たちがこの洗剤を分解してくれることはありません。さらにこの界面活性化作用を川で発揮してしまうと川の生物の界面を活性化させてしまい、細胞が破壊されて死んでしまいます。かつては泡が多数たってしまう川があり、その映像かがかなりショッキングでした。このことから、洗剤は悪者にされてしまいました。

それでも安くて汚れ落ちにすぐれている洗剤をすぐに手放すことは難しいものです。むしろ、スーパーやドラッグストアの安売りが出たら真っ先に買いに向かってしまいます。それくらい身近なものです。

コインランドリーでは洗剤が自動投入されます。お気に入りの洗剤があったのに!と焦る事はありません。コインランドリーで使われる洗剤はヤシノミ由来で環境にもやさしいものを使っています。それを自動で計量して適量使います。この洗剤ですが、汚れ落ちにもすぐれています。コインランドリーで使うことを想定して開発されています。コインランドリーに行けば洗剤どうするか?迷うことなく利用できてしまいます。