洗剤残りの原因は?

こんにちは。

5月になりました。ゴールデンウイーク前半はいかがでしたか?レジャー施設に出かけたという方もいるでしょうし、家でゆっくりしたという方もいるでしょう。

今日は洗剤についてです。スーパーやドラッグストアに行けば数々の種類の洗剤が発売されています。洗剤の溶け残りが少なく、汚れ落ちに優れた濃縮タイプの液体洗剤が主流となっています。それこそ「アタックNEO」が発売された時は衝撃でした。今までの液体洗剤はかさばることと重たいことがあったのですが、新しい洗剤は置く場所も気にならず汚れ落ちも優れ、泡切れがよくすすぎ1回でもよくなったのです。すすぎにおいて「ためすすぎ2回」というのは基本とされていました。

ためすすぎとは水をためてすすぐ方法です。一方で注水すすぎは水を流しながらすすぐ方法です。このためすすぎをすることで使う水の量を減らすことができます。しかし、注水すすぎのように落とすことはできないことから、ためすすぎ2回をすれば注水すすぎに近付くとされてこの方法が定着していたのです。洗剤の泡切れをよくすることでためすすぎを2回しなくても、落とすことができるようになりました。

そこで考えなくてはならないことは「洗剤残り」です。どんなにいい洗剤だとしても、洗剤が規定量より多すぎると洗剤残りが生じてしまいます。毎日計量しているからそんなことはないと思っていることでしょう。果たしてその量は適切なのでしょうか?「このくらいの量なら、線のここまで入れれば大丈夫」と計量しているのではありませんか?毎日の洗濯の量は同じようで違います。その中でも毎日同じ線まで計量していれば適正量とはいえません。洗剤の自動投入によりこの問題は解決されます。洗濯機のセンサーにより洗濯物の重量がわかります。それに応じて洗剤の量が決まります。

洗濯する水温が低いことでも洗剤残りが生じます。液体洗剤を使っていたとしてもです。すすぎというのは衣類についた洗剤を洗濯槽にはった水へ移す作業です。水温が低いとこの移動速度が遅くなります。ためすすぎの場合は既定の回数を回すだけなので、移動速度が遅ければタイムアウトになりその結果洗剤残りが出てしまうのです。

洗剤残りがあると、洗剤の成分によっては直接肌を刺激してしまうことがあります。そこが問題なのです。

コインランドリーの洗濯機を使うだけでこれらが全て解決できてしまいます。洗剤は自動投入される。水温はぬるま湯に設定されている。洗剤自体は肌を刺激しない天然成分である。以上です。ゴールデンウイーク後半はレジャーに家のことに大忙しかと思います。洗剤のことを片隅におきつつ楽しくお過ごしください。