部活のユニフォームを洗う

こんにちは。

夏休みといえば部活ですね。みなさんは部活の思い出はありますか?

運動部の場合はユニフォームの洗濯という強敵が連日やってきます。暑い夏に運動をしているので、大量の汗をかきます。汗は水分と皮脂が混ざり合ったものです。そのため、水による洗濯でよく、皮脂汚れに対して洗剤で対応するというのが基本です。その皮脂が酸化によって黄ばんでしまうと、漂白剤の出番となります。洗濯に対する考え方としては以上!というわけです。そのためコインランドリーの洗濯機に入れて洗うだけでこれらが全て解決してしまいます。大量のユニフォームはコインランドリーの大型洗濯機を使うと1度で済みますので何度も洗い直す必要がありません。

問題となるのは外で活動する部活です。ここに泥汚れが入ってきます。みなさん泥水を作ったことはありますか?これをよく観察すると透明にならないのはわかりますか?泥水といっていますが、泥は水に溶けません。泥の粒が水の中に散らばっているだけです。そしてその泥は時間とともに下へ沈んでいき積もります。それとともに水の透明度が上がります。

泥汚れというのは泥が繊維にからまってしまっている状態のことを言います。これを落とす方法は物理的にはがすことなのです。洗剤で溶かすことはできないのです。漂白しても泥自体は白くなりません。濡れているものはとにかく乾かします。泥水になると泥粒子は水の粒子に引っ張られてしまい繊維の奥まで浸透しに行きます。乾かすことでその悪影響を断ち切ります。乾いたらとにかくポンポンと叩くのです。そうすることで泥粒子が繊維からひきはがされ空気中に舞います。

室内で叩きまくると空気中に泥が散乱するため、掃除機を使います。最近の掃除機は進化をしているので、ただ吸うだけではありません。ヘッド部分に叩く機能がついているものがあり、これがあることで絨毯に絡まった毛や繊維を効果的に落とすことができるのです。これをユニフォームに応用します。ヘッドの叩く機能により泥粒子をユニフォーム繊維から引きはがします。そして掃除機の吸引力により引っ張られ泥が落ちていくのです。

掃除機で吸い取れるまで吸い取ったらここで固形石鹸の出番です。固形石鹼は粒子の滑りをよくして移動させるという目的で使用します。「ウタマロ石鹼」はよく落ちると人気の商品です。ぬるま湯で濡らした石鹸で汚れた部分をこすります。そしてぬるま湯につけて手で揉みだします。これを繰り返して行います。最後は石鹸を流水で流して下処理は終了です。

汗と皮脂部分についてはコインランドリーの洗濯機が優秀なので、こちらでまとめて洗うようにします。繊維の奥まで水粒子が入りますので、しみこんだ汗を溶かして落とすことができます。コインランドリーを活用しながら効率的にユニフォーム洗いを行っていきましょう。