ブルーベリージャムがついてる

おはようございます。

朝はパンとごはんの方とその他の方と様々ですね。それぞれの生活に合わせて、また好みに合わせて食事をとると思います。

たまにはパンが食べたいと思って、パンにブルーベリージャムを塗って食べました。久しぶりに食べるパンはなんておいしいのでしょう!!パンのいいところは香りですね。焼きたてのパンの香りや、バターの香りは至福の時です。そんなパンですが、久しく食べていなかったことからジャムの取り扱いに失敗してしまいました。うっかりズボンの上に落としてしまったのです。

子供は残酷です。「ブルーベリーついてる~だらしな~い!」と指をさして大人を困らせます。

その時、大人がやることは何でしょうか?「応急手当」ですね。固形部分は取れるだけティッシュで取り除きます。それでもジャムの成分は残っています。ジャムの成分で考えておくことは糖分と色素です。糖分はご存知の通り水に溶けます。ブルーベリーに含まれる紫色の色素は「アントシアニン」と呼ばれています。このアントシアニンは水に溶けます。つまり、水を使えばこれらは落ちてしまうということなのです。色素というとβ-カロテンのような脂溶性のものが有名なのですが、アントシアニンは水溶性であるということを知っていると落とすのは簡単です。

水分を含んだウエットティッシュで軽くこするだけでも落ちるのです。これで応急手当はできました。

完全に落とすためには、汚れがあった場所に酸素系漂白剤を上からかけて揉んでおきます。これで色素汚れはきれいに落とすことができます。糖分でコーティングされていることから温度が低いとべとつくことがあります。これについては温度を上げるだけでどんどん水へ溶けていきます。小学生の理科の授業で学んだ通りです。「溶解度曲線」を見ると、温度を上げると右肩上がりにぐんぐん溶けていくのがわかります。

コインランドリーの洗濯機を使うと、自動で「ぬるま湯」に設定されます。冷たい水で洗うより、ぬるま湯で洗った方が糖分がしっかり溶けだすので、残されたジャム汚れを水に溶かして落とすことができます。ジャム汚れは見た目の衝撃からすると大変なように思えるのですが、「水溶性」であることから思ったより簡単なのです。

大人らしく落ち着いて手当すればいたって大丈夫です。