おいもほりの惨劇

おはようございます。

秋の味覚「さつまいも」ですが、みなさんもう召し上がりましたか?

今年のさつまいもは豊作と言えるそうで、さつまいもレシピを検索してあれやこれや作っています。こどもの行事として恒例の「おいもほり」ですが、多くの学びがあり「伝統行事」となっています。都市型の生活をしていると「土の中を掘る」という経験をしません。土を掘ってみるということから始まり、土の中に何がいるのか?ということを自然を学んでいきます。普段食べているさつまいもがどのように存在しているか?ということも学びます。さつまいもはたくさんつながっていることがわかります。実際に食べられるものを収穫することで達成感を得られます。普段野菜を食べないような子でも自分で収穫したものなら食べるという子がいます。

そんな大切な行事「おいもほり」ですが、予想以上に泥だらけで帰ってきたわけです。洗濯どうしようか?というのが脳裏をよぎるのです。

泥汚れを落とすためには何をすればいいのでしょうか?泥の成分を考えます。泥とは水と混じった液状の土のことを言います。土は岩石が風化や浸食を繰り返して粒子が細かくなったものです。つまり、細かい岩石がたくさんついた状態なのです。岩石は水に溶けません。水に浸しておけばいいということではないことがわかります。これについてはまず「乾かす」ことが大切です。濡れた状態の泥をこすったりしてしまうと泥の粒子が繊維の間に入り込んでしまい、汚れが広がってしまうのです。まずは乾かしてその状態で、取れる泥を取っていきます。

洗剤は粒子の滑りをよくする目的で使います。水については粒子を移動させるという目的で使います。乾いた状態で取れる泥を落とした後は、固形石鹼で泥の部分をこすります。両面やるようにしましょう。片面だけだと粒子が奥へ移動してしまうためです。石鹸で泥粒子を滑らせた後は水に浸けて泥を揉みだします。これで下処理はOKです。

後は他のものと一緒にコインランドリーの洗濯機へ入れればOKです。コインランドリーの洗濯機では繊維の奥まで水が入り込むので、目に見えない泥汚れでもスッキリ落とすことができます。その秘訣は水粒子にあります。コインランドリーの洗濯機では機械で水粒子を細かくしてから使用しているためです。

泥汚れでもコインランドリーの洗濯機を使えば仕上げはスッキリです。