新生活ラ・ラ・ランドリー
そろそろダニが増えてきています
こんにちは。5月も後半になりました。
そろそろ気を付けたいのが「ダニ」です。一つにダニといっても5万種ほどいるといわれています。その中でもわたしたち人間に対して被害があるのが5種類です。屋内のダニが4種類と屋外のダニが1種類です。
屋外のダニで注意するのが「マダニ」です。大型のダニで3mm~10mmありますから、肉眼で見ることができます。こちらのエサが血液で、人間はもちろんですが、動物の血液もエサとなります。そのため動物由来の感染症を人間に運ぶことができてしまいます。草むらや公園、山の中に住んでいます。外で虫にかまれてしまった場合はすぐ受診するようにしてください。
屋内のダニは4種類あります。
ヒョウダニ:最も身近なダニがこのヒョウダニです。ダニの7割がこのヒョウダニです。0.1mm~0.3mmですので、肉眼で見るのは難しいです。わたしたち人間に対して噛んだり血を吸ったりすることはありませんが、死骸やフンがわたしたちの鼻や気管支に入り込みアレルギー反応を引き起こします。このヒョウダニは布団、じゅうたん、枕、カーテンといった布製品に住んでいます。エサはタンパク質です。ホコリはもちろんですが、わたしたち人間のフケや垢、皮脂などを食べています。布製品をきれいにしてこれらを取り除くことがヒョウダニを減らすポイントとなります。
コナダニ:こちらはお米や小麦粉などに発生するダニです。0.3mm~0.5mmあります。ヒョウダニより少し大きいですね。お米や小麦粉といった食品のみならず畳にも住んでいます。畳に刺してダニを駆除する製品がありますが、このコナダニを狙っています。
ツメダニ:このダニはヒョウダニやコナダニをエサとして食べています。これらがいない時はツメダニを共食いすることがあります。名前の通り爪が特徴で、これでわたしたち人間を傷つけたりすることがあります。
イエダニ:このダニはわたしたち人間の血液をエサにしています。寝ている間にダニに刺されたという時はこのイエダニに刺されています。痛くてかゆい症状が1週間ほど続きます。
ダニ対策において大切なのは布製品を清潔にしておくことです。これにより7割方存在するヒョウダニを減らすことができます。ヒョウダニを減らすことができればツメダニも連動して減らすことができます。布団、じゅうたん、枕、カーテンはきれいになっていますか?コインランドリーの洗濯機を使えばこうした大物でも楽々洗うことができます。そして乾燥機を通すことでダニの死骸やフンごと熱風で吹き飛ばし乾燥機内のフィルターに回収されます。
洗える布製品は今のうちに洗っておきましょう!6月がダニの最盛期となります。