夫婦の関係悪化の4ステップ

夫婦の状態は二人のコミュニケーションに現れます。

コミュニケーションとはラポールに始まり、挨拶、会話、

スキンシップ、愛撫、前戯、本番と進むにつれて深い関係性が築けます。

夫婦の関係悪化は次の4ステップで進みます。

 

1.仲よし夫婦であり、本音で話し合える関係です。

話す時に結論を求めず、Iメッセージ(思いを伝える話し方)で

お互いの本音の共有が出来ている状態です。

 

2.ちょっと関係がこじれて、会話も最小限になります。

相手を認めず、自分のルールに固執し、譲り合いもしません。

Youメッセージ(命令、責め、比較)で傷つけ合い、

言い合いから喧嘩になり、感情的にもなります。

結果不機嫌になり、こじれた関係です。

 

3.何を言っても変わらないと諦めて、

できるだけ相手に関わらないようにする関係です。

二人の対立が激しくなり、冷戦がどんどん冷たくなります。

自分たちだけでは関係修復が難しいと感じるのもこの頃です。

 

4.関わり合いがゼロに近づき、だんだん疲れてきて、

冷めた関係が長い間続くと一緒にいる意味も全く感じなくなります。

離婚を現実問題と考えて弁護士さんに相談することもあります。

こうして夫婦関係が悪化し、別居や離婚をしていくことが多いのです。

 

あなたは、今どのステップですか。

どのステップであったとしても1.仲よし夫婦になる事はできます。

夫婦は鏡です。特に内面の鏡なんです。

モヤモヤやイライラは、あなたへ課題があるよ、というお知らせなんです。

ツライ、しんどいは、課題に向き合って、という催促です。

 

あなたは、モヤモヤやイライラを感じた時、

ツラい時しんどい時、その本音をパートナーに伝えていますか。

あなたが本音を伝える前に不満やモヤモヤを言語化しないとパートナーに伝えられません。

言語化する時には自分と向き合うことになります。夫

婦の関係悪化を良くするためには、

相手と向き合う前に自分と向き合わないといけないのです。

 

Youメッセージ(命令、責め、比較)で傷つけ合い、

感情的な時は、自分の本音を話せていません。

本当はどうしてほしいのか、冷静になった時に考えをまとめて、

後で謝りながら本音を伝えるのです。

 

夫婦の基礎はコミュニケーションです。

本音でお互いの思いを共有することがとても大切なのです。

本音で語り合っても何か結論を出す必要はありません。

お互いの本音を知ることで自然と譲り合えるようになっていくのです。

 

男性はいきなり話しを始められても直ぐに聞き取れません。

「ねえねえ○○のことなんだけど・・・」と

話しかけてあげると男性も聞く準備ができて聞き漏れが減ります。

また男性は目的志向なので、

男性が質問して聞きたい内容は目的の確認や事実確認が多いのです。

女性は察する能力が高いので、

男性からの質問を深読み裏読みして、誤訳することが多いのです。

しかし、男性は察する能力もなく単純なので言葉通りの質問で確認をしているだけです。

 

女性は感情志向で共感してもらったり、労ってもらいたいのです。

話の途中で夫に「どう思う」と聞いたときにも

何か改善策や意見を求めているわけでは無いのです。

「そうだよな」とか「頑張ったね」とか「大変だったね」、

「大丈夫かい」と氣持ちを認めて、労ってもらいたいのです。

しかし、男性は問題解決が思いやりだと思い、意見してしまうのです。

そんなこと女性は聞きたくないのに。

そして、関係がこじれてくるのです。

 

夫婦の話し合いで大切なことは、

片方が話し終わるまで聞くということです。

聞き終わってからもう一方が話すのです。

途中で話を遮ったり、相手の話を否定するような

「でも」「しかし」などという言葉を途中で言わずに、

最後まで相手の話を聞くのです。

仮に頭にくるようなことを言われても、最後まで聞くのです。

聞き終えてから反論や自分の意見を話すのです。

 

深め合う極みがセックスです。

男性の欲望だけで進めると妻は道具にされていると感じ、

関係を深め合うことはできません。

それでも、妻から夫へ「へたくそ」とは言えないものです。

妻から希望が出ても出なくても、夫はゆっくりと妻の心や氣持ちから愛するのです。

パートナーはあなたの鏡なのです。

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