風呂場のマットにいるもの

おはようございます。

連日猛暑が続いていますね。これが「日本の夏」です。今日はタオルケット2枚とにマット2枚を洗濯しました。

そのうち、今回はマットについて取り上げたいと思います。

わたしたちの足には「真菌」という菌が多く住んでいます。カビも真菌の一種です。この真菌は細菌と比べ構造が複雑なため、なかなか調べることが難しく存在がベールに包まれているものでした。わたしたちの体にはこの真菌が100種類住んでいるといわれています。背中、手の平、肘の裏、耳、顔、脚の付け根、胸、鼻の穴・・・といった体の場所に綿棒を擦りつけ、そこにある真菌を調べた研究があります。ほとんどの体の部位には数種類の真菌がいましたが、足には100種類の真菌が見つかりました。有名な真菌が水虫菌といわれるものです。

足は体の一番下にあるため、他の部分と比べると温度が低いのが特徴です。比較的低温で増える真菌にはちょうどいい環境といえます。また靴を履いていてちょうどよい湿気があるのも真菌にとってはいい環境といえます。

つまり、足は他の部位以上に念入りに洗わなくてはいけないですし、足が触れるものについては真菌がついているのです。お風呂上りにお世話になるマットは真菌がついているのです。それを他の人がマットにのってしまうと、マットの菌が足に付着します。真菌の繫殖力は細菌と比べてゆっくりなので付着した段階で洗い流せば感染することはありません。しかしながら、それに気付かずに過ごしてしまうと、感染をしてしまいます。特に水虫菌は足に多数生息しているため、水虫への感染はこのマットを通じて行われているといっても過言ではありません。しかしながら、このマットですが、素材の関係上なかなか洗う機会が少ないものです。だからこそ意を決して洗うのです。

普段洗わないようなものはコインランドリーの洗濯機が得意とする分野です。菌だらけのものを洗って洗濯機は大丈夫なの?と思っているかもしれません。いたって問題ありません。コインランドリーの洗濯機は業務用の特殊なステンレスを使用しているため、汚れが付着しにくいようになっているからです。また機械で水をイオン化するため、こうした汚れたちは水に引き寄せられるようになっています。また洗剤を使えば細胞膜を破壊できるので、菌はいなくなるのです。

風呂のマットは「足の真菌の交換所」といっても過言でではありません。だからこそ、定期的にコインランドリーの洗濯機で洗濯をするようにしてください。