パターン認識で改善策を見つける

ものの見方や考え方に波動性と粒子性という2つの見方があります。

粒子性で見るとワンネスを感じにくいのですが、

波動性で見ると繋がりを感じやすくなります。

何かを考えるときに、この2つの見方、切り口で見ることで、

より全体的にとらえることができます。

 

この世界の現象は、人間の活動も含めて、均衡と崩壊を繰り返しています。

山谷山谷とらせん運動が続いていきます。

均衡とは、二つまたはそれ以上の物事の間で、力や重さなどの釣り合いがとれていること。

バランスが取れている状態です。

崩壊とは、 くずれてしまうこと。

こわれてしまうこと。放射性原子核が放射線を出して他の種類の原子に変化する現象。

素粒子が自然に他の素粒子に変化することをいいます。

人間関係、出来事、商売・ビジネス、夫婦関係も均衡と崩壊を繰り返しながら変化し続けています。

 

この均衡と崩壊を意識的に行うパターン認識を使う方法があります。

1.まず、現在の出来事のパターンを認識します。

2.そのパターンを壊します。

3.新しいパターンをつくります。

4.新しいパターンを補強します。

例えば、クレジットカードの決済が多いレジで込み合うことがよくあるとします。

そのレジでクレジットカードの決済をするときの手順のパターンで考えてみます。

現在、クレジットカードを受取決裁した後に、

クレジットのレシートが印刷されてから、そのレシートと共にカードを返している。

そのパターンを認識し、そして壊します。

新しいパターンは、レシートの印刷がはじまったら、カードを先に返します。

これでレシートが印刷されている間にお客様はカードをお財布にしまえます。

最後にクレジットとレジのレシートを渡して終わりです。

最後にお客様がカードを仕舞う時間が前倒しされなくなるので、

レジ待ちの時間が短くなります。

均衡と崩壊のパターン認識で、改善することが簡単になります。

 

何かの現状と得たい結果に差がある場合は、このバランスを取ればいいのです。

例えば夫婦関係を安定させるとマンネリ化し、熟年離婚の原因にもなりえます。

それを回避するためには、意図的に夫婦関係に変化を取り入れ続ける必要があるのです。

特に男性は定番にあぐらをかきます。

女性は定番ではときめかないのです。

女性のお客様が多い商売は、この女性の特性を考慮することが大切です。

 

均衡と崩壊を繰り返す、らせん運動の現状を把握し、

理想の状態をつくるために、広がったら縮む、縮んだら広げる、

というように、単純なモデルで考えていきます。

緊張していたら緩める、滑らかであれば、ギザギザにしてみる、

無視していたら認める、奪ったら与える、遠かったら近くする、

切れていたものを繋げる、穢れたら清め禊をする、恨みや執着は許し手放す。

二者以上の関係性では、相対的になります。

お互いに動いて影響を与えあっているのです。

お互いにバランスを取りながら動いていくのです。

みんな宇宙の一部であり、元は一つなのです。多様性を楽しむのです。

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