お父さんの臭い

こんばんは。

9月も後半になりました。来週は敬老の日に秋分の日があります。この週末は連休になるので、実家に帰ろうと思います。

今日は子供のタオルケットを修復していました。タオルケットはもう終わりだろうと思っていてもここ数日の暑さのため、お昼寝の時はまだまだ必要です。かといって夜は冷え込むので毛布を掛けています。子供の体温調節に気を使います。

子供の話から変わりますが、どうしてお父さんは臭いのでしょう?どうしたらその臭いを作ることができるのでしょう?

原因の一つは汗です。汗をかくと皮脂腺から分泌された皮脂と混ざり合います。この皮脂をエサにして皮膚の常在菌が生き生きとします。その時に分解された物質が酸っぱい臭いを放ちます。汗そのものは無臭ですが、こうして時間が経って細菌が食べることで臭いが出るというわけです。これは誰でも汗をかくのでお父さん特有ということはなさそうです。

次の原因は「ジアセチル」という物質です。これは黄色くて不快なバター臭がする液体です。汗をかくと皮脂腺から分泌された皮脂と混ざり合います。常在菌の一つにブドウ球菌がいるのですが、汗由来の乳酸を分解してこの「ジアセチル」という物質を作ります。ここまででも臭いのですが、これが皮脂と混ざるとさらに悪臭を強烈に放ちます。後頭部・頭頂部・うなじを中心にこの不快な臭いを発生します。これが30~40代の男性に多く出ます。

40歳を過ぎると「ノネナール」という加齢臭がする物質が出てきます。この物質は脂質の酸化によって作られ、皮脂とともに分泌されます。年とともに「抗酸化作用」が弱くなってしまうため、ノネナールが出てきてしまいます。抗酸化物質を含む食べ物を積極的に取りたいものです。色の濃い野菜にはこの抗酸化物質が多く含まれています。

これらが混合して独特の臭いを作っています。ポイントは「皮脂」ですので、これをしっかり洗い流さないと臭いも取れないのです。コインランドリーの洗濯機は洗浄力が違います。まず、水自体に洗浄力を持たせています。その上、特別に開発された洗剤が自動投入されます。この洗剤は最も洗浄力が高くなる量で自動計量されています。最も洗浄力が高くなる「ぬるま湯」で洗います。洗い上りはスッキリとしたオレンジの香りをわずかに感じます。コインランドリーで洗うだけで特別な操作をせずにできるのです。

お父さんの臭いが付いた洗濯物はコインランドリーにお任せです。