スギ花粉について掘り下げる

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、帰省を終えて荷ほどきを完了しました。洗濯済のものを入れるだけですが、それでも面倒なものです。しかし、これを一から洗って干すことを考えるとコインランドリーで洗濯を終えたことは楽なものです。

新年1回目は「花粉症」についてです。今年は昨年より多いと予想されています。この予想なのですが、夏の気温と日照時間から作られています。この7月の気温が高くて日照時間が長いと花粉が作られるということです。新春からすでに症状が出ている方がちらほら出てきています。もちろんピークは2月中旬から3月なのですが、それ以前でも症状が出ている人がいます。

このスギという植物について少し掘り下げてみようと思います。ヒノキ科スギ属に分類される日本が原産地の固有種です。年間降水量が多い地域に分布している温帯性針葉樹です。建築材として利用されたり、防風林としての機能だったり、日本人にとってこの植物は欠かせないものでした。スギの寿命は1000年といわれています。有名な屋久杉は樹齢3000年ほどあるようです。「スグ伸びる木」という事から「スギ」と名付けられた説があります。

スギ花粉は2月から4月に飛散、5月から新芽を作ります。6月から8月の間に花芽を作ります。花の数はここで決まるので、夏の間いかに作らせないかという事がポイントとなります。しかし、これは気象条件に左右されるので個人として対策できることはありません。秋になると花粉を作ります。12月から休眠しまして、2月に開花します。こうして一年を繰り返します。

スギ花粉は洋服や髪の毛に付着しますので、これをいかに洗い流すかということが予防につながります。今の段階でやっておくことは花粉を浴びないこととすぐ洗い流すことの2点です。洋服については外に干せません。そのため乾燥機の使用が必須となります。コインランドリーの乾燥機を使うと花粉を浴びることなく乾かすことができます。また、乾燥機が高温のため花粉タンパク質を変性させることができます。そして乾燥機の熱風により付着していた花粉を吹き飛ばすことができます。これにより仕上がった状態の衣類は花粉が取り除かれている状態となります。

これからはコインランドリーの乾燥機を利用して花粉のない洋服を毎日着るようにしておいてください。